DAPレビュー番外編 KANN 可変ラインアウトについて

みなさん、こんにちは!

すっかり春ですねぇ…(寒かったり暑かったりですが)

 

今年に入って全然ブログ更新してない…のでもう少し更新したいと思う今日この頃…(ネタばかりたまってる)

 

さてさて、今回のお題はこちら…

 

KANN 可変ラインアウトについて

 

でございます☆

 

簡単にご説明を…

 

私の愛用しているDAPであるA&K KANN



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(私が愛してやまないDAPです)

 

このDAPに先日新たな機能が追加されました…

 

それが

可変ラインアウト機能

なのです!

 

この機能…なんぞや?という話なのですが…

 

基本的にラインアウト出力というのは、他のオーディオ機器につなげる(ポタアンとかね)ために使う出力で、基本的に音量は固定(普通にイヤホンとか挿すと爆音になるのでイヤホンも耳も危険)なんです。

 

それを音量を可変させる機能によって、ラインアウトでイヤホンやヘッドホンからも音楽聴けるようにする!ってのが今回の追加機能です☆

 

…で、それで何が変わるのよ?って思う人も多そうな機能でもありますが(笑)

 

 

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こちらがKANNの上面。

左から

ヘッドホンアウト3.5mm

ヘッドホンアウト2.5mmバランス

ラインアウト3.5mm

ラインアウト2.5mmバランス

 

ですね。

 

この辺を普段からKANNを使い倒してる私が感じたままに説明させてもらおうと言うのが今回のブログの内容です。

 

 

 

まずはヘッドホンアウトの音の説明からさせていただきましょう!

なんせ音を比べるにしろ、もとのメインの音色がわからないと伝わりにくいのでね💦

 

 

まずは基本になるヘッドホンアウト3.5mmでローゲインの音について

正直、この音については…一番好みが別れそうな音色なんですが…

 

高音から低音までシームレスで中音域と低音域に少し独特な粘り気があります。

 

シームレスと表現してるのは、特に音の輪郭のメリハリで聴かせるタイプでないから。

中音域と低音域に特徴はあるんですが、前に出てくるタイプの鳴り方ではありません。

 

要は音の上から下まで、音の繋がり自体は滑らかなんです。

 

で、中音域と低音域に独特な粘りがあるんですねど…あまり強調するような粘りではない…(ここの表現は難しい)

 

で、ですよ。メリハリで聴かせるタイプでないと言いましたが…

高音域が上に伸びてくれるとかでもないので、個人的には音楽を聴くときに音の一体感で耳馴染みを重視したような音色。(俗に言うリスニングサウンド)

 

癖がある(音色的な)のに癖がない(音の繋がりがなめらか)という、人が聞いたらちんぷんかんぷんになりそうな音の印象…(笑)

 

というのが私のラインアウト3.5mmローゲインの感想です。

 

余談ですが、個人的に思うのは、この音色の特徴のため…

KANNは好き嫌いが別れる

という印象になってるのかなと思ってます。

 

この値段帯において(約10万オーバー)「音の分かりやすさ」ってのが伝わりにくいのが、KANNの評価が別れた理由なのでは?と…

 

見渡すとね…この価格帯は聴いた瞬間「これは!凄い!」ってなりやすいDAPが多いんですよねぇ(●´ω`●)

 

 

同じ価格帯のWM1AやQP2RやDX200やX7などは、解像度がハッキリとしてるし音の広がりも上から下まで広がるような聴こえ方に感じますので、その辺と聴き比べると「少し分かりにくい」のかなと…

 

 

で、お次は

 

ヘッドホンアウト3.5mmハイゲイン

で聴いたときの音の印象…

ローゲインで聴いたときに比べて、音のメリハリがつきます。

単純に出力が高くなった…というのとは別に、音の輪郭がローゲインで聴くときに比べて、しっかりと出るようなイメージですね。

こちらで聴くと、中音域と低音域の粘りもより分かりやすくなりますね☆

 

あと、何より横方向の音の抜け(広がり)がとても素晴らしい!

まさにライブ感があるといいますか…横の広がりに関しては相当高レベルだと思います。

 

 

 

 

ただ、上記に書いたとおり、上下の空間のより、左右の音の空間の抜け感を感じさせてる気がしますので。

 

人によってはここも好みが…わかれる…のでは…と(笑)

 

要は、味はあるけど解像度に重きをおいてないといった印象なんですね。

 

僕からすると、じっくり聴くほどに解像度の高さを感じる、というか「あれ?けっこう鳴ってるな!目立たないけど」といった感想になるのです。

 

去年から色々な人と実際にあって話したり、Twitterなどでやりとりする事が多かったのですが、KANNがあまり好きじゃないって人がよく挙げる意見に「出力はあるけど高音域の解像度が足りない」というのが共通してありました。

 

 KANNを使ってる僕からしても、「うん、そういう印象になりやすいよね」と思ったりしたものです(笑)

 

ちなみにローゲインでヘッドホンアウト2.5mmバランスで聴くと音の輪郭がスッキリ(ハッキリまでいかない)して1音1音の距離ができ。

 

ハイゲインヘッドホンアウト2.5mmバランスで聴くと音の輪郭がよりハッキリして、ローゲインで聴いた時より1音1音の距離がしっかりと離れます。

このとき、イヤホンの組み合わせによっては、音の距離感がしっかりと出過ぎて違和感を感じる可能性もあります。

過去にqdc2SEという2BAのイヤホンをハイゲイン、バランスで聴いたのですが音の距離感が離れすぎて妙な違和感を感じました。

やっぱ出力が高いから、それでバランスで聴くとハッキリと音が距離感も含めて出過ぎる組み合わせがあるのかもしれません。

その代わり傾向としてDD型やBA多ドラのイヤホンはバランスで聴くとかなり相性よく感じました。

 

 

 

と、ここまで前置き…

 

では、ラインアウトで聴いたらどうなるのよ?

ってお話です。

 

先に断っておくと、可変ラインアウトはローゲインやハイゲインがないので、それを前提にお読みください。

 

では…本題…

 

KANN 可変バランスアウト3.5mmの感想を。

まず感じた事は音の輪郭が一つ一つ掴みやすくなったというとこ。

本当にクセ無く低音域から高音域まで一つ一つの音が掴みやすい…

 

そして、もうひとつ特徴を感じたのが、上下の空間が広がるというとこです。

 

これは置き換えると高音域の解像度が感じやすくなったとも言えるかもしれません。

ヘッドホンアウトの音が総じて「横方向の音の広がり」を感じる印象にたいして、ラインアウトだと「横方向の広がりは無くなるけど上下の距離感が出る」といった音の傾向になりますね。

 

低音域も質量はヘッドホンアウトのほうが多い。

けど、深いとこまで低音が出てるのはラインアウトの方に感じます。

 

そしてKANNのヘッドホンアウトの特徴として上下に狭い印象を与えるタイプの聴こえ方に対して、ラインアウトでは上から下まで見晴らしが良く、音が気持ち中音域を軸とした円状に音が広がっていくイメージに近くなるかもしれません。

 

言うなれば「フラット」バランスですね!!

 

ここまで読んでもらった人で、すでにお気づきな方もおられるかと思いますが…

 

ラインアウトの時の音は

 

モニター系のサウンド

という表現がふさわしいのかもしれません。

 

この音色なら好き嫌いもあまり別れず、万人受けしそうな印象を持ちました。

 

あとホワイトノイズは本当に少なくなりますしね!!

 

こちらの音のわかりやすさなら、この値段帯のDAPを聴き比べた時に「KANNって解像度高いよね!」と感じるかもしれません。

 

ラインアウト  バランスで聴いた時も同じような印象で、この音の印象のまま音のセパレートがしっかりしたと思える音でした。

 

要は癖がないんですね。

 

かなりしっかりとした音の鳴り方ですね☆

 

 

それぞれの音の印象についてはそれぐらいですかね?

 

 

 

…で、drop君よ、ぶっちゃけ、君はどっちの音が好きなんだい?!

 

って聞かれると…

 

僕はヘッドホンアウトの音の方が好きです!!

(しかもローゲインの時の音)

 

音の印象について違いを書きましたが…結局好みであるのはどっち?と聞かれるとそうなりますね。

 

もともとKANNにベタぼれな理由って、何よりも「音が好き」というシンプルなとこでしたので。

(ヘッドホンアウトのね)

 

もちろんバッテリーの持ちや、その他の「これ一台で何でも出来る」感も好きなんですが…

 

結局、音ありきなんですね。

 

最近、感情の動機(ここで言うと「好き」という感情)はシンプルであればあるほど強いなんて思うことが多いもので…(笑)

 

私のKANN愛が強いのは結局そこ(音が好き)が原因なのかもしれませんね!

 

(自分で愛が強いっていうなよw)

 

 

で、個人的に思う今回の追加機能(可変ラインアウト)の良いとこは…

 

リスニングの幅が一気に広がったという事♪

 

ヘッドホンホンアウト→リスニング系

ラインアウト→モニター系

 

の鳴り方なので、手持ちのイヤホンだけでもさらに相性の良い組合せが選べます!!

 

例えば…

 

qdc3CH→ラインアウト

Dita Answerスモーキープラチナ→ラインアウト

JHAUDIO ROSIE→ヘッドホンアウト

JVC FX850→ヘッドホンアウト

 

というような組合せで聴く方が僕は好きです。

 

改めて店頭で色んなイヤホンもヘッドホンアウト、ラインアウトでそれぞれ聴き比べましたが、やはり「こっちの組合せで聴くのが好き」ってのがありましたし。

 

おおまかな傾向でいうと、カッチリと鳴らすモニター寄りのイヤホンはラインアウト

味のある音のイヤホンはヘッドホンアウト。

 

の方が訊いてて気持ちの良い気がします。

 

で!!!

 

一番重要なとこなんですが…

 

これ!この1台のDAPでこれだけ聴き比べられるという事!!

 

人によっては「そんなけ使いわけれないよ!」って方もおられると思います。

 

 

けど、私のようにDAP使い分けしたいから2台持ちしてます!とかいうタイプの人には本当に魅力的なのではないでしょうか?

 

現にこの機能の追加によって、KANNへの愛情がさらに深まってる自分がいます。

 

本当に個人的な話なのですが、最近の悩みで

 

「持ってるDAPが2台ともリスニング系の音だから、イヤホンやヘッドホンのレビューとかするのに本当にこの印象であってるのか?」って思ってたものですから…

 

この機能は本当にありがたいのです!!

 

時々、モニター寄りのDAP1台買った方がいいのかしら…(Fiio X5 2ndの買い戻しを検討)

 

ってなっていたので…

 

今までも「これ1台ので何でも出来る!」って売りのKANNが、「さらに1台で何でも出来る!」って進化した気がします(●´ω`●)

 

 

 

本当に…もう手放せない…(無我夢中君に夢中)

 

まあ、音の好みやDAPに求めるものって人それぞれですしね!

 

色んな意見があると思ってます。

 

かなり、KANNの事を誉めてるのもあって人から「dropさんのツイートやブログ見てたらKANN欲しくなってきました」って相談されても「音が気に入れば間違いない選択かもしれませんね」という、結構もともこもないアドバイス(になってないw)したりするので。

 

けどオーディオである以上、そこが一番大事だとも思ってます(音が好きかどうか)

 

 


けど、私にとってはそうなんですよ!という事です(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

まあ、アレコレ書いてますが、KANNに対する気持ちを表すなら…

 


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好きなものは好き!(by鈴木みのり)

 

※今回のそれがやりたかっただけだろシリーズです(笑)

 

それ以外の何者でもありません!

 

音が好きだから、それがいい!!!!

 

 結局、感情の動機って意外にシンプルなんですよねぇ(笑)

 

 

あと、みのりんご可愛い…(今回の記事にまったく関係ない)

 

 

今回はこれぐらいに!!!

 

長々とお付き合いいただきありがとうございます♪

 

では、次回!!

 

 

(※全て個人の感想ですので。参考までにm(_ _)m)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DAPレビュー Astell&Kern AK240

人には…避けては通れない道を進む時がある…

 

どうも!なんのこっちゃな始まり方ですが、今回はDAPのレビューをさせていただきます…

 

今回の機種はコチラ…

 

ドン!!!



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Astell&Kern AK240

でございますっ!!!!!

 

いつも通り詳細は丸投げヽ( ´ー‘)ノ⌒○

http://www.iriver.jp/products/product_98.php

こちらをご参照くださいませ(●´ω`●)

(レビュー書いてるくせに細かいスペック紹介苦手なんです💦)

 

さて、レビューをする前にまず、説明しなければいけない事があります。

 

そう…

 

なぜ!発売から約4年が経過している今!AK240を買ったのか?!

 

AK240は2014年に発売日された、Astell&Kernの当時のハイエンドDAP

発売日当時の価格は約20万円後半でした…

 

実は発売した時から去年の9月頃まで…

 

一回もAK240を聴いたことなかったのです!

 

四年前はイヤホンやヘッドホンは色々買ってたのですが、DAPに関してはipod classicを使っていて(2010年頃から2017年の頭まで現役で使ってました)、自分にとってiPodclassicが使いやすすぎて、他のDAPにあまり関心が向いてなかったのです。

iPodclassicとポタアンあればいいや…ぐらいの感じで。

 

ましてや30万円近いDAPなんて買えない!買えない!と試聴することすらしてませんでした。

(けっこう最近までは買えない値段帯のものは試聴すらしない主義でしたので)

 

で、去年の9月にAK240を試聴したきっかけは、前のブログでも軽く触れましたが、KANNの調子がイマイチよろしくなく…(一回交換もしてもらってる)

中古で買っていたのもあって、買った店の保証期間内なら同じ機種の同等品(程度的な意味で)もしくは、返金対応してくれるとのことで…

 

KANNがもし調子が悪いままの場合…

最悪、 KANNを返金対応してもらって、新しいDAPに買い換えるときのことも考えねば…

と、思いアレコレDAPを試聴しまくってました。

 

 
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(本当に色々聴き比べました)

 

結果…

 

音質で買い替え候補になったのは…

 

・PLENUE S

・QP2R

・AK300

・AK240

 

の4台!!

予算内のなかでは、この4台は個人的に音質がシンプルに好きでして…(それぞれに傾向の違いはあれど)

 

PLENUE Sは週末中古特価になれば10万円ちょいで買えましたし…

QP2Rもタイミングが合えば同じくらい…

AK240は中古で八万円くらい?

AK300はもっと安いですし…

 

で、結局KANNを信じて使い続ける決意をしたのですが(それだけ惚れてる)

 

やはり買い替え候補の4台はそれぞれにデメリットもありました。

 

PLENUE Sは単純に値段がちょっと頑張らないと買い換えが出来なかった…(音は色気あって好き)

週末中古特価でタイミングと運が合わないと買い換えが難しい…

 

QP2Rは音が優等生的な良さがあり、個人的に正直「ケチがつけれない音」といった感じで良かったんですが…

アートワークが全部表示できないというのが個人的にネック

 

AK300は実はAK第三世代の中でも音が一番好みでした。スッキリしてて音の広がりもそれなりに感じられるし。低音の質感も自分には心地よい。

他の第三世代のDAPと聴き比べると地味に聴こえるんですが、僕はこの音は聴き込むと虜になるだろうなぁ…と感じていました。が…

多分AK300買うとKANNが恋しくなるだろう…と思ってしまい…

 

AK240はリスニングサウンドながら、聴き込むと解像度も実はしっかりしてる。

実は真剣に最後まで買い替えで悩んだのは、このAK240でした。

音質に関しては後で説明するとして、音がね…良いリスニングサウンドなんです。

 

で、この時、なぜ買い替えを止めたかというと…

中古で良いタマが本当に少なかったということ。

そして明確な弱点があるというとこでした。

2.5mmバランスのジャックが弱い。とか、ボリュームノブが効かなくなりやすい。とか…

 

まるで外車(イメージ的には一昔前のイギリス車)の中古を買うような「明確な気を使うとこ」を感じてしまったのです。

(後で細かく触れます)

なかなか難しい問題ですが「メインDAP」として使うにはリスクが多いなぁ…と私は思ってました。

 

通勤時間が長いのでDAPの調子が急に悪くなったら困るのです(汗)

 

そんなこんなで、その時は買い換えはしない!と決断したのでKANNを使い続けてました(KANNがその後絶好調になったのも理由)

 

そしてしばらくしてから、あるニュースがオーディオ界を駆け巡ります(笑)

 

 

それは…

 

AK240 BLUENOTE 新品で数量限定特別価格で販売!!!!!!

(10万円以下で発売)

 

この時はザワツキました…

 

確か保証期間内にAK240のBLUENOTEに不具合などがあったときに、メーカー側が交換品(新品)として残してたモノを、保証期間もある程度過ぎて落ち着いてきたから、特別に特価で販売しよう!みたいな流れだったと記憶してます(違ったらごめんなさい)

 

「なんで、こんなにAK240でザワついてるんだろう?」と思ったオーディオファンの方々も多かったと思います。

 

個人的に説明させてもらうと…もちろん値段が安い(発売当初めっちゃ高かった)というのもありますが。

 

じつはAK240の音って現行のDAPを見渡してもなかなかない音なんです!

 

AK第2世代のDAPと第3世代のDAPでは、音作りの方向性が違いまして…

回りを見渡しても、いまだに第2世代を使い続けてる人もいますし。

 

この第2世代のフラッグシップモデルとして、発売されてたAK240は実は貴重なんです。

 

そして現在、それ(AK240)を買おうとしても基本的中古を買うことになります。

そして中古のAK240を買うときのリスクは私がAK240を買い換え候補にあげながらも、断念した理由の「弱点」が付きまとうのです…

 

中古で発売当時と比べても「手頃な価格」になったといえ、やはり高額商品に変わりはないので、このリスクを飲めるかどうか…

 

この葛藤に悩まれる人は結構多かったのでは…と予想してます。

 

それが…

そんな機種が…

 

ですよ…

 

新品保証ついて10万円以下で買える!(しかも限定モデルのBLUENOTEで)

カラーリングは人気の青。しかもJAZZ音源付きなのです…

 

このニュースを見たとき。私は素直に「欲しい!!!!!!!!」となりました。

 

その時はROSIEを買い、12月の東京で行われるポタフェスに泊まりで参加するつもりだったので(友達とワイワイしたかった)、出費的なものを冷静に計算して「今は買えない…」と断念しました。

 

そして、それと同時にあることに気づきます…

「俺、AK240の音そんなに好きやったんや…」と(笑)

 

 

正直、ポタフェスの予定がなければ無理してでも買ってました。

 

それぐらい知らない間に惚れてたのです。

主に音質的な理由で…

 

で、ほら!メインDAPのKANNが絶好調で、KANNと2台持ちしたら使い分け的にも凄く幸せやなかろうか!!!!という考えもよぎったのです…

で、断念したら案の定…特別セール瞬殺だったわけですよ。

 

で「ああ、潔く売り切れてくれたから諦めれるわぁ~」なんて思ってたら、ある人が「誰か俺のAK240買わないかい?」的な事をおっしゃられたのです…

 

この方は、この特別セールの数日前に極上中古のAK240を買われてたのですが、新品でAK240が買える?!と、このセールでBLUENOTEを買われてたのです。

(やはりAK240の魔力は凄い(゚A゚;))

 

で、極上中古のAK240を手放されると…

 

 

はい!最速キャッチさせていただきました!!!!

 

その理由はふたつ。

 

・この手放された人はリアルで遊んでいただいてる方で信頼感がハンパナイ!!(安心して譲っていただける)

 

・この特別セールで自分がAK240の音がとても好きだと再確認できた

 

です!(もちろん新品特別セールの価格よりだいぶ安い値段で譲っていただけました)

 

 

そのため出来る限りで金策して。

 

 手にいれたわけです。(前置き長い!!!!!!)

 

 

と、まあ、このような流れで手に入れたというのと。

AK240がどういったモノか…ということが伝わった(?)ところで、本題のレビューへ…

 

 デザイン!!


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 好みは人それぞれあれど…

 

個人的にこのエッジの効いたアシンメトリーデザイン好きですね!

 

なによりコンパクトなんですよ☆

 

サイズ的にはAK70とかと変わらないサイズ。

 

最近のDAPってどうしても大きくなる傾向にあるので、この音でこのサイズは貴重です(●´ω`●)

(KANN持ってるから余計コンパクト差がわかる)

 

 

 音に関しては、とりあえず私の中でのリファレンスイヤホンのDita Answer スモーキープラチナで聴いた時の感想を…


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キーワードは

 

・リスニングサウンド!!!

・ウォーム!!!

・柔らかい!!!

・目立たないけど高解像度!!!

 

ですね!

 

まず、最近の各メーカーのフラッグシップにありがちな「ハッキリとした音像!モニターサウンド!!」とは違います。

ここがAK240の評価の分かれ道…

 

いつの時代も「流行りの音作り」というのは多かれ少なかれ流れ的なものがあると感じてるのです。

 

ハイレゾ」の言葉が世間に出始めた時の俗に言う「ハイレゾ対応イヤホン(ヘッドホン)」なんか、全部が全部そうではないのですが、どうしても「解像度をわかりやすく感じるために中高音の響きを硬く!前に!」って音作りが多かった気がします。

(個人的な感じかたですよ!)

 

DAPもその流れで…どちらかというと…

 

リスニング系→分かりやすい音作り系(強いて言えばドンシャリ)→モニター系

 

という風な流れで来ていると思ってます。

 

まあ、最近はあくまでもモニター系を主軸に置いて、ボディの素材を変えて、あえてリスニング寄りの音作りで派生モデルを作る(ゆえに価格的にフラッグシップになりやすい)

ってのも主流として感じますが。

 

このAK240は当時のフラッグシップモデルとして「ザ・リスニングサウンド」で音作りした。というのを感じます。

 

どちらかというと、「ポータブルでホームオーディオ(据え置き機)」的なリラックスして聴ける音を目指したというか。

 

故に楽器の1音1音をしっかりと聴かせるよりも、音楽全体を一体感を持たせて聴かせてくれるサウンドという風に感じます。

音場も最近のDAP(10万円以上のクラスと比べても)わかりやすく「広い」という感じでなく。

 

空間表現も広いのは広いんですが、頭の回りを包み込むような音場というわけでなく…

1音1音の距離があまり離れていないので、やはり音の一体感を感じる範囲の広さ…という感じです。(ここは文字では伝わりにくい)

 

そして音の輪郭が暖かくと柔らかい。

これも結局「ホームオーディオ的なリスニング」という印象を受ける特徴のひとつなんですが…

 

DAPが鳴らす音のアタックが少し柔らかく、音の粒立ちも感じやすいので、ウォームな質感として聴こえるのかもしれません。

音の輪郭が柔らかいのでどんなに疲れていてもリラックスして音楽が聴けるようにも思います。

 

 

そして最後に解像度について…

じつはこのDAP、意見が割れやすいポイントがここなんですよね。

 

上記の音の特徴なので、目立った感じがないんです!

 

故に…「これ!解像度すげぇ!!」ってなりにくいんですよね…(多分)

 

現行のモデルが解像度が伝わりやすいDAPが多いのも原因のひとつかもしれません。

 

10万円前後でもSONYのNW-WM1Aなど解像度が実際に高く感じますし…

(というかあれは確実に解像度高い)

 

最近の10万円から上のクラスは特にモニター的な鳴らし方の機種が多いと思います(例外あり)

 

それらと比べると実際に「解像度の高さ」という点に置いてはAK240は分が悪いのは否めません。

 

ここ4年ぐらいのポタオデの盛り上り方や技術の進歩(?)の早さも目を見張るものがあります。(ここ数ヶ月で少し落ち着きつつありますが)

 

それは事実として、仕方がない事だと思います。

 

が!

 

個人的にはAK240に解像度の高さを感じるのです。

第一印象では気がつきにくいとおもうのですが。(実際に私も感じにくかった)

 

音の輪郭に関しては、実は全体の音域に比べ中音域は結構出てますし(ソリッドまでいかない)

ボーカル(男女共に)やピアノなどの鍵盤楽器、サックスなどの管楽器は気持ちよく聴けます。

 

しいていえば、全体的に心地よくリラックスして聴こえるけど、その音域だけは気持ちよく聴ける。といったとこでしょうか。

(なのに全体的に音が馴染んでるとこがAK240の魅力)

 

 

それを踏まえて聴き込むと…

実は低音域も高音域も細かい音がちゃんと鳴ってるんですよねぇ。

一体感を重視してるせいか、パッと聴き目立ちませんが!

(ここがポイント)

 

結局、どの音の傾向が好みかというのが重要で、そこで評価も別れるところですよね。

 

そのへんも踏まえても、個人的に解像度は高い方だと思います。

これは聴き込めば聴き込むほど、実感してますしね☆

 

あとは出力は特別高くもないけど、ポータブルとしてはそれなりにある。といったとこでしょうか。

 

ポータブルヘッドホンなら能率が高すぎるとかでもない限り鳴らせるかな?という風に実感しています。

たとえば…

 

AK240のボリュームの最大値は150ですが。


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私のフェイバリットヘッドホンのMaster&Dynamic MH40と組み合わせて使うときのボリュームは70~80(聴く曲や環境によってこの範囲内で変わる)で私には充分聴けてます。

 

JHのイヤホンなどは出力が高くないと鳴らしにくいと評判なのですが。


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ROSIEとの相性は高く感じます。

 

最近の単体でも出力の高いDAP多いので、この辺も比較すると絶対的に不利なんでしょうけど…

 

このサイズ感ですしね!でなんか納得できるのです(笑)

 

真面目な話ね!

 

まあ、「スペック」的なとこでいうと、現在のDAPと比べると絶対的に敵わないとこはあります。

 

しかしAK240の魅力て、そこじゃないんですよねぇ(●´ω`●)

 

このサウンドの鳴らし方!ハマるとこれじゃなきゃ…代わりがいない…

そんな魅力なんです。

(KANNにも同じモノを感じます)

 

 

現行のモデルで無理矢理、AK240の音の傾向に近しいもの…を選ぶなら。

 

細かい音のバランスや解像度の違いはありますが。

 

個人的にSHANLING M2S

 

は?と思われるかもしれませんが。

 

個人的に「全体の音域の一体感(派手なとこがない)」「音のウォームさ」「無理に解像度を聴かせる演出(チューニング)を感じない」「低音の質感(味)」など…

 

細かくいうと、そりゃあAK240と違うとこ多いんですけど、なんとなく音の方向性として何か近しい物を感じるのです(異論は認めます!あくまで個人的な印象)

 

あとはCOWON PLENUE 1

これもほぼM2Sと同じ理由です。

イコライザーの万能さによる楽しみ方はあるにしろ。

素の音(イコライザーoff)は近しいものを感じます。

 

 

その2台くらいでした。

 

なぜ。こんな話をしてるかというと、AK240の方向性に近いと感じる現行モデルのDAPはそれぐらいしかないというよ。という例みたいなものです。(汗)

 

やはり、音の傾向として今ある機種から選ぶとなかなか、ないんですね。

 

これも無理矢理例をあげただけで、やはりAK240とは違いますし。

 

現代において、なかなか稀少な存在なんですよ。

音的にも…やはり。

 

番外編的なとこでいうと。

Astell&Kern ACRO L1000



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誤解を恐れずいうと…このアンプの音はAK240の息吹を感じます!!

 

それをブラッシュアップしてやや現代的にしたというか…

 

なのでこのアンプめっちゃ欲しいんですけどね…(購入する優先度的に据え置きの順位が低いので今は買いませんが)

 

 

 

…話、脱線してませんよ!!!(笑)

 

 

何回もいうように、やはりAK240の音って貴重なんですよ(笑)

 

 

この音好きな人にとっては…本当に…

 

 

まあ、音のレビューはこれくらいにして…

 

弱点について…

まずボリュームノブの不具合について。

 

これに関してはネットで調べていただければ、よくわかるんですが。

 

ボリュームノブが回しても反応しなくなる(もしくはいきなりボリューム変わったりする)

 

これは…使ってくと訪れる宿命のようです。

 

なので対策として、ボリュームノブワンクリック(?)分だけ回して画面にボリューム表示を出して、画面操作でボリュームを変える。

 

これで対応してます。

 

あとはヘッドホン端子の2.5バランス側が弱い(前期型のみ?)

 

これは


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ジャック部にシール(白いのがそれ)を貼って予防してます。

 

この辺もネットで調べられた方が詳しく出てきますので…

 

幸い私の譲っていただいたAK240は、この部分が大丈夫でしたので。

 

予防して病状が出ないようにするしかありませんね☆

 

 

発売から結構たつのでバッテリーの持ちも落ちてるんですけど、一応実働で6時間~7時間近く持ってるので様子見してます。

 

メーカーに送れば一万円ほどでバッテリー交換してくれるので、もう少し持ちが悪くなったらメーカー対応してもらおうと思います。

 

 

そしてUSBDACとしても使えますし。

ラインアウトでアナログアンプに繋げても、なかなか味のある音色を伝えてくれます。

 

この辺細かく書くと、また長くなるので今回はサッと流します(笑)

(後日書こうかな)

 

あと、意外に良かった点は…アートワークの表示が結構キレイなんですよね(๑•̀ㅂ•́)و✧

 


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写真じゃ伝わらないかもですけどね(^_^;)

 

実際は発色がキレイで凄く目に入ってきやすいです。

 

 

レビューとしてはこれぐらいですね。

 

あと、このDAPを買って実感したことがあります。

 

それは…DAP選びは車選びと似ているというところ!

 

 

車に興味ない人には伝わりにくいと思いますが…

 

「使い方」「乗り味(音)の好み」「予算」など考えながら購入するというか。

 

そりゃあ何台も色々DAP持ってられる人もおられますが、車だって複数台所有して一台一台楽しんでいる方もおられますしね。

 

私がよく拝見させて戴いてるブロガーの人のブログでAK KANNの事を「ポルシェ カイエン」と例えられてて「すごい!わかる!!!!!」となったのですが…

 

本当にKANNってSUV(クロスオーバー系)の車みたいなDAPなんです。

出力(馬力というかトルクというか)ありますし、普段使い(街乗り)も快適で使い勝手がいい。

ただ「ちょっと大きい」というとこも含めてSUV的なDAPだと思います。

 

 

対してAK240は例えるなら、外車の少し前の、絶対的な速さはないけど味があるオープンカーかなと。

 

速さより。かなり上質な乗り心地を重視してて、オープンカーでハンドリングなんかも、緩いながらも楽しい!みたいな。

そして故障しやすいとこが多く、中古で買うのもリスクが伴う…なんてとこも一昔前の外車のような感じがします(やはりイギリス車なイメージ。ジャガーとか?)

 

同じAKのAK380なんかは「ザ・スポーツカーー」みたいなイメージですし(個人的にはNSXあたりのポジションに感じます)

去年出たSONYのNW-ZX300は個人的に現行のトヨタ86みたいなイメージです。

 

(車に関心がない人ごめんなさい)

 

AK240は中古で買うなら、ある程度目利きが必要で。

それこそ極上なタマを見つけたら…

どうやって買うか…

みたいな考えになってしまうところも含めて、魔性の魅力を感じてしまうのです(笑)

 

私はこの外車(AK240)を買えて本当に良かったと思います。

 

欠点はあれど、本当にKANN(SUV)と使い分けが出来て、音楽(走り)に浸れる…

 

そんな唯一無二のDAPだと思います。


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(車庫に車が2台あるイメージw)

 

 

あー!長くなりましたね(笑)

 

お付き合いいただきありがとうございます!

 

では、また!

 

 

(全て個人の感想です!参考までに…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヤホンレビュー JH AUDIO ROSIE

お久しぶりです!

ブログを書こう書こうと言いながら全然書けませんでした(汗)

 

怒濤の年末年始と転職のドタバタでなかなか…ね?

 

人生とは何が起こるのかわからないのです(●´ω`●)

 

そんな話はさておき。

 

今回はイヤホンレビュー!!!

 

今回のイヤホンはこちらっ!!!!

 

どん☆


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JH AUDIO ROSIEです♪

 

まずは購入した経緯を…

 

去年、立て続けにKANNが不調になってまして、KANNから何かDAPを買い換えるかも…

ってなっていた時期がありまして。

 

買い換え候補として色んなDAPをアレコレ聴きまくりました。

で、買い換えるなら…候補が2台まで絞れたんですけど…

 

聴けば聴くほどKANNが私には一番だ!!

となりまして(笑)

 

意を決していつもお世話になってる店舗にてKANNを交換対応していただきました。

 

今回最後の交換をして不具合が出ないことにかけようと。

 

そう、KANNの可能性にかけたのです!

 

そしたら今までの機種(2台交換してもらってた)の調子の悪さが嘘のよう!!!

 

SDカードに入れてる音源入れ直したり、使う2枚のSDカードのメーカー同じにしてみたり…と試したのもあるかもですが…

 

KANN君絶好調!!!


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※KANNが絶好調になった私の心境

(画像はイメージです)

 

いやぁ、この絶好調ぶりが本当に嬉しくて嬉しくて…

 

あることを思い付きます。

 

題して…KANNにベストマッチなイヤホンを探す旅2017

 

もう、KANNが好きすぎてKANNにと相性抜群のイヤホンを記念に探そうと思い立ったわけです(●´ω`●)

 

そうこうして、アレコレ聴きまくった結果…

 

KANNと相性がよく、かつ私の好みにハマるイヤホンとしてJH AUDIO ROSIEを購入したのです!!!

 

最初、実はWestone W50でほぼ決めていたんですけどね(^_^;)

W50はKANNと組み合わせたときに、低音とボーカルの位置(距離)が恐ろしく良かったのです!

あと、横方向の音の広がりがツボでした。

 

で、今回の予算は出来れば五万円まで(安ければ安いほどよいw)

 

中古なら予算内でW50が買えたのです。

 

ただ、一つだけ気になった点がありました。

 

ちょっと天井が低く感じたのです。

高音域の伸びがKANNとの組合せでは少し物足りなかった…

リケーブルしたら少し変わるかなとアレコレ試したのですが…

ケーブルで高音域の伸びを出すと低音とボーカルの絶妙な距離感が崩れる…

KANNの音の特徴が少し粘りがあって色気のある中低音域。主張しすぎない高音域(ぱっと聴いたときに高音域の解像度の高さをあまり感じないけど、じっくり聴くとけっこう解像度高いと気づくスルメ系な音)というのもあって…

W50と個人的に性格が同じとこが多いと感じていたのてますが。

性格が似すぎてるために、少し高音域の天井の低さを感じてしまったのです。

(味はあるけど少しわかりにくいという)

うーむ、どうしたものか…

 


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と悩んでるときにあることを思い出します。

 

遡ること2017年10月。名古屋にてオフ会が行われてました。

そこである方がJHAUDIOのRoxanneカスタムを持ってられたので、少し聴かせていただいたですね。

 

そしたら「え?!JHってここまで良いの?!」となりました。

 

それまでJHってそこまで心に響いてなかったんですが…

Roxanneが凄いにしろ…この感動には何かあるはず…と思ってたら、あることに気づきます。

 

そうだ!DAPがKANNになってたんだ!

 

過去にJHのイヤホンを何回か試聴した時に、あまり心に響かなかったのはその時使ってたDAPとの相性の問題だったのか…と言う結論に行き着いたのです。

 

JHのイヤホンを気持ちよく鳴らすには、ある程度の出力が必要…みたいなお話も聞きまして。

 

今こそJHのイヤホン試聴しなきゃ!!

 

となりまして…

 

ROSIEをKANNで聴いたらもう虜です (笑)

 

そのタイミングでフォロワーさんから「Rosie欲しいなら譲るよ?」という悪魔のささやき…げふん!げふん!

天使のお言葉をいただきまして!!!

 

JH AUDIO ROSIEを手に入れたのです!!!!!

 



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 経緯はこれぐらいにして本題へ☆

http://www.iriver.jp/products/product_134.php

 

製品の詳細はこちら(いつもの丸投げ)

 

アメリカのJH AUDIOというメーカーのイヤホンです。

イヤモニの神様と呼ばれているジェリー・ハービー(J.H)という方が創立されたメーカーです☆

 

この辺のことは私が説明するより、ネットなどて調べられたほうが、きっとわかりやすいので割愛させていただきます。

 

超簡単に説明すると、そのJH AUDIOとAstell&Kernとのコラボモデルですね(●´ω`●)

 

ドライバー構成は片耳にBA型ドライバー×8基搭載。

(低域×2、中域×2、高域×4)

 

付属品として3.5mmのアンバランスケーブルと2.5mmバランスケーブルが付いてるくというお得仕様です☆

(Astell&Kernとのパートナーシップ契約してるだけあって2.5mmバランスケーブルが付いてるのは嬉しいポイント)

 

で、このケーブルなんですが、低音の調節ダイアルがついてまして…

 


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このつまみを右に回すにつれ低音が増していく構造になってます。

 

今回のレビューではこの調節機構をど真ん中(12時の方向)に調節した時の音をメインに進めていきます!

 

では、音に関して…

 

まずは3.5mmアンバランスケーブルで聴いた時の感想を。

 

DAPはKANNのハイゲインで聴きます。

 

全体的な印象としては、ウォームでやや濃いめのサウンド!!

 

この辺の表現はなかなか難しいんですが、JHのイヤホンって一般的によく「濃いサウンド」なんて言われてたりします。

 

この「濃い」とはなんぞや…という話になるんですけど。

 

私個人の見解としては「音の密度」かなと思います。

鳴らす音の1音1音が音の粒がギュっと詰まったような密度の高さを感じさせるサウンドなんですね。

 

JHはこの傾向のサウンドのイヤホンが多いんですが、このROSIEはJHのラインナップの中では「やや濃いめ」ぐらいの印象です。

 

他のJHの8BA以上搭載してるモデルに比べると「やや音像が細め」なんですね。

 

なので、音の密度の高さ自体は感じるのですが、ラインナップの中では「それなりの濃さ」ぐらいなのかと…

 

で、私がこのモデルを聴いてビックリしたポイントなんですが…

 

音のアタック自体は濃い目なのに、引き際がとても絶妙な塩梅のさらっと感なんです!!!!

 

少し固めな音の粒が、各音の鳴るピークポイントで「ぎゅっ」と詰まってるのに、そのあとの引き方がまるで固めの砂がさらっと掌から落ちていく感覚とでもいいますか…

(きれいな砂丘の砂のイメージ)

 

固めの砂っぽいってのが肝でして。

 

微妙に余韻を残してくれるんですけど、しつこくない!

 

この音の押し引きがとても絶妙なんです(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

メーカーも「シルキーな中高音域」をうたってるってのもありまして。

 

全体的な音の傾向は弱ドンシャリ(人によってはっきりとドンシャリに感じるかも)なんですが、このさらっとした引き際の鳴らしかたのお陰か、高音域のがキツくないんです!

 

この傾向でウォームな音色なので、本当にJHのサウンドチューニングの上手さには驚かされます(●´ω`●)

 

で、「少し固めの砂」と音の粒を表現しましたが、この独特な音の「固さ」はROSIEのアルミハウジングの影響かなと感じます。

(もしくはノズルの材質?orそう思わせるチューニングのしかた?)

 


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このJH AUDIOとA&Kのコラボモデル全般(アルミハウジングのモデル)に言える特徴なんですけど、この独特な音の固さ(と残響ぐあい)が本来のJHのラインナップのイヤホンとの差なんでしょうね。

 

ROSIEに関して言えば、この音の固さがよくわかるパートがアコースティックギタードラムのシンバルの音色です。

 

アコギの弦をピッキング(ストローク)したときの鳴り方。

ドラムのシンバルのアタックから音が散るときの残響ぐあい。

 

この表現がとても好きです(笑)

 

解像度だって高いです。

が…この辺は上流を何で聴くか…にある程度左右されるのがポイントです。

 

かくいう私も過去にiPodclassic&ポタアン(少しマニアックなそんなに高くないやつ)の組合せと、PioneerのXDP-100Rで試聴したことがあるのですが、第一印象がなんかこもってて見晴らしがあまり良くない音という印象でした。

 

「なんとなく濃い目の音だけど、輪郭がややもっさりしてる…」なんて思ったものです。(とくにiPodclassicとポタアン合わせて聴いたとき)

 

これが、去年色んな人とオフ会とかしてるうちに気がついたのですが。

 

JHのイヤホン(多数のBAドライバーを搭載してるモデル)は上流(DAPなど)との相性を選ぶということです。

 

ある程度上流に「出力の高さ」がないと、どうも鳴らしきれてない感が強くなりまして…

故に「こもって聴こえる」という印象を受けやすいのかも…

 

JHのイヤホンに限ったことではない問題なのですが、そのイヤホンやヘッドフォンを鳴らすための出力の高さがないと、メーカーの狙った音作りの通りに音楽が聴けなくて、微妙に印象が悪くなる。ってことは結構ありがちなのかもしれませんね。

 

で、今回は高出力DAPとして評判の高いKANNで聴くために買いましたので、過去の自分の聴いてた印象がキレイさっぱり吹き飛ぶほどの解像度を感じているわけです (笑)

 

解像度などの話をすると基本的に上には上がいる、というスパイラルに陥るので、ひとえに「解像度が高い」というと感じるレベルが人それぞれなのですが…(難しい)

 

今の私の手持ちのイヤホンでは1番の解像度を誇ります!

(現在所有してるイヤホンはDita Answerスモーキープラチナ/qdc3CH/JVC FX850)

 

搭載しているドライバーの数で絶対的な音の良し悪しは決まらない。という風に普段から思ってはいるんですが、「音の傾向」という意味では、ある程度、どういう構成かで音の方向性はみえてくる事が多いと思うので。(もちろん全てに当てはまらない)

 

多数ドライバーを積んでるだけあって(BA×8)

細かいところの音までしっかり拾ってくれてます。

とくに高音域の解像度は高いんですけど、先ほど書いた通り「固めでさらっとした音の粒」「シルキーな中高音域」が絶妙に活きてまして、濃いながら結構見通しがいいんですね。これが!

 

このシルキーな中高音域の響きかたがKANNにマッチするんですよねぇ…

 

購入する経緯のとこにも書きましたが、KANNのスルメ系の高音域の鳴らしかたと、このシルキーなやや固めなROSIEの鳴らしかたがベストマッチに感じたのです!

 

 

 

JHのイヤホンの中では少し音像が細めに感じますが、おかげて繊細な音もキレイに拾ってくれているイメージです。

 

ボーカルなんかは、私が愛してやまないワルキューレの楽曲では、ボーカルの各パートのセパレートもしっかりしてますし(ディテールのなぞりかたも繊細)、音の熱量的なものも感じます。

 


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(ワルキューレええんやで…)

 

繰り返し言ってしまうのですが…基本的にウォームな音なのに、金属系のハウジングの輪郭の鋭さ(キツいまでいかない)と輪郭の固さが両立しているのは、本当にサウンドチューニングの上手さに聴き惚れてしまいます♪

 

低音域はシルキーな中高音に対して豊かな気持ち柔らかめの低音。

もちろん1つのイヤホンなので、上記に書いてある「音の輪郭の固さ」は共通ではありますが、やや柔らかく豊かさがあるように聴こえます。

さらっとした中高音域に比べるとザラッとし印象ですね。(とくにベースの音が)

これがまたKANNにあう(笑)

 

これは低音域を調節するダイアルを回すことによって低音の量感がしっかり加減できますので、好みのバランスを探るの楽しいですね!

(DAPとの相性なんかも考えながら)

 

私の場合は「真ん中より1段階低音の増し」のポジションがKANNとの組合せではドストライクゾーンです。

 


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音場の広さもけっこう広い!

ライブ音源なんかを聴くと空間の奥行きを感じられますし、クセになります。

(KANNが横方向の広さを感じる鳴り方するのもありますが)

 

と、3.5mmアンバランス接続したときの感想はこれぐらいです。

 

 

 

続いて…2.5mmバランスケーブルで聴いた時の感想を…

 

基本的な音の傾向は同じなんですが、音と音の距離がさらに離れ、輪郭がすこし鋭く、細くなります。

 

強いていえば、自然に聴けるのは断然アンバランス接続の時ですかね。

 

バランス接続で聴くときの良さは「各パートのセパレートの良さ」「さらに広がる空間」そして「そこから感じやすくなる解像度の高さ」でしょうか。

 

あと、音量に関しては私の場合KANNのハイゲインでアンバランス接続のときは「音量45~48」ぐらい。

バランス接続時は「音量35前後」くらいで丁度いいですね!

 

(※KANNのボリュームの最大値は150)

 

買ったばかりのころはバランス接続でばかり聴いてました。

 

その理由は2つありまして。

 

ひとつはKANNのバランス接続時の性能(出力や音のセパレート)の良さを堪能したかったから。

KANNを去年買ってから本格的に「バランス接続」の世界に足を踏み入れたわけですが…

 

過去に持っててバランスケーブルとの組合せで使ってたイヤホンで「qdc2SE」というBA×2搭載してるモデルがあったのですが(今は手放してしまってます)、このイヤホンをKANNとのバランス接続で聴くと…

 

音のセパレートが凄すぎてめちゃめちゃ不自然だったんですね(笑)

 

もともとqdc2SEって2BAモデルとしては解像度かなり高いし、スッキリとした音のセパレートと音場の広さがあった機種だったので、KANNのバランス接続で聴くと音と音とが離れすぎてて、おかしな距離感で音が聴こえたんです(笑)

 

で、去年色んな人のイヤホン聴かせてもらって思ったのが。

相性としては、KANNとバランス接続で音楽を聴く場合は多数BAドライバーを搭載してるイヤホンかハイブリッドモデルのイヤホン。

この組合せが気持ち良く聴けたんです。

(DD型一発も機種によってはドンピシャ)

 

なんにしろ出力が高いので、それに見あった(?)イヤホンで聴きたくなりまして。

 

バランス接続時の相性の良さもがKANNとのベストマッチイヤホンを探すときの裏テーマでもありました。

 

ふたつめの理由は「ドラムのセパレートの良さ」

ドラムの音一つ一つがしっかりと分離されるので、ドラムの音好きな私には、この音の距離感で聴くのが楽しかったのです。

 

ただ、この「ドラム」の音に関しては…実は音の質量的にはアンバランス接続のときの方の聴こえかたの方が好きでして(アンバランスの方が音の粒の密集度を感じる)

 

セパレートの良さはバランス接続時の方が楽しいので、なかなか難しい問題です。

 

あと、低音の調節に関しては、バランス接続時に低音調節ダイアルを最大値にすると、アンバランス時に比べて少し不自然なバランスになります。

 

アンバランスの場合だと低音の量が増えても、低音が強いながら、まだ自然な印象なんですけど。

バランス接続の場合は中高音域の輪郭に対して少し低音の質感との関係に無理が出てくる印象です。

 

まあ、低音域マックスで聴くことあまりないんですけどね。

 

 

そんなこんなで最近はアンバランスとバランスを半々で使ってますね(●´ω`●)

 

 

どっちの組み合わせにしろ、KANNとの組み合わせで聴くと横方向の広がりが素晴らしく、ライブ音源のものを聴くと本当にライブ感を堪能できます☆

 

 

音質のレビューはこれくらいですかね。

 

製品としての良いとこは、このコネクター!!

 

4ピンコネクター!!!


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ネクターに差し込んでネジをくるくる回して固定するので安心感が半端ないです!!

そのぶんリケーブルするときはケーブルを種類が…とか、ケーブル自体の値段が高くなる…とかはあるんですが、個人的に安心感が勝つので満足してます(●´ω`●)

(低音の量もダイアルで変えれるしね!)

 

 

 

で、恒例の「ここが欠点」というポイントを…

何よりもやはり、デザイン(ボディーサイズの大きさ)的にフィットするかどうかが別れるというとこでしょうね…

 

 

私の耳にはドンピシャでしたが、他の人の話を聞いていると「音は好きなんだけど装着できない」っていう人が多いこと多いこと…

 

JHのユニバーサルモデルのイヤホンって基本的にサイズが大きいものが多いので、この辺は共通なんですが、A&Kとのパートナーシップモデル(例外あり)はハウジングが金属なのもあって少し重いんですよね。

 

この辺が装着感も含めて人を選んでしまうってとこだと思います。

 

あと、付属のケースがキズつきやすそうなので使うのを躊躇う(笑)

これは私がチキンハートなだけですがね。


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まあ、「高級機のケース」って感じがして所有感は高いですが☆

 

あと、独自端子のケーブルのモデル全般に言えますが、やはり「ケーブル」の選択肢の少なさ…は人によって感じるでしょうね。

私はこの4ピンの安心感と低音調節ダイアルのグッドポイントが勝ってるので気にしませんが。

ケーブル自体は種類それなりに出てるそうですが、この構造のためか、どうしてもケーブルの値段自体が高めになります。

仕方ないことなんですが、「リケーブルをもっと気軽に楽しみたい」って人にはハードルが高いかもですね(汗)

 

 

個人的にはそれぐらいかな…と思います。

 

音の好みのが別れやすいといわれるJHの中でも、一時期エントリーモデル(でも値段は結構高い)だったこともあってか、ラインナップの中では聴きやすいモデルだと思いますし、DAPの相性を選ぶというのはありながら、他のJHのイヤホンよりは相性自体の差も少なく思います。

(それでも印象的には相性を選びますが…)

 

 

あと、正直JHのイヤホンの音は濃い!味付けが強い!

なんて意見もチラホラ聞きます。

 

この辺は好みの問題と感じかたの違いなので人それぞれですよね。

 

ただ個人的に思うのは、JHの音の濃さというのは、例えばライブハウスで生演奏を聴いたらときの音の質感に似てるように思います。

なので「不自然な濃さ」ではなく、「生演奏の熱量を感じる音作り」という印象です。

 

実際にスタジオに入って、演奏したり、ライブで聴いたりする音の密度の濃さ。

 

これを感じるのです。

そういう意味ではJHのイヤホンの色んなモデルを聴きましたが、語弊があるかもしれない表現を恐れずに言うと「自然な音の濃さ」だと思いました。

 

これをBA型のモデルでしてるとこがすげぇなぁと…

 

そもそも生で聴く楽器の演奏って、箱のキャパや音響の違いはあれど、個人的には、やっぱ濃く感じますのでね(●´ω`●)

 

どうしても今のイヤホンって「スタジオモニター」みたいな整ったキレイな音が評価されやすいと感じる事がありますが、こういう演奏の熱量を感じる、「ライブモニター」タイプの音作りもいいですよね☆

個人的にスタジオモニター系で1番の好きなメーカーは「qdc」

ライブモニター系で1番の好きなメーカーは「JH AUDIO」

というのが私の中での結論(ただの好み)です。

 

 

そういう風にそれぞれに「音の方向性」の特徴を考えて色々と聴くと、けっこう新たな良さに気づく…

 

そういう事を気づかせてくれたメーカーがJHなのです☆

 

そんなJHのイヤホンの中でも濃いながらも、スッキリと聴きやすい部類。

 

ROSIEはそんなイヤホンに感じています♪

 

 

あー、今回も長くなってしまいました(笑)

 

久々のブログなので文章がちょっと見苦しいとこもあるかもしれませんが、

見ていただいてありがとうございます(●´ω`●)

 

 

もう少し更新のペースあげれるようにしたいですね(笑)

 

それではまた!!!

 

※全て個人の感想なので参考程度に捉えておいてください☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DAPレビュー Fiio X5 2nd gen

もう年末!

 

どうもです!

 

さて、今回はDAPレビューです。

 

先日私が購入したサブDAPである…この子!

 

Fiio X5 2nd gen


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発売自体は結構前なので、正直話題にあげるには「今更」感もあるのですが…(笑)

かなり素直な音の鳴りをしてくれて色々と優秀なので!あえて取り上げます!あえてね!

 

さて、先日の記事を見ていただいた方なら私がX5を買われた理由を知ってられると思うのですが…

 

理由は簡単…

素直!サイズ感!安い!!!

です(笑)

 

改めて説明をしていきましょう。

 

 
・音質について

素直です。その一言につきます。

全体の音色としては寒色系の音だと感じます。

1つ1つの音の芯のあるアタック感。

音の脚色のなさ。

解像度の高く、音が真っ直ぐに伸びていくので、出どころ(イヤホン等)の特徴の捉えやすさを感じました。

 

ここに関しては先日まで所有していたAcoustic ResearchのAR-M20と似ているとこです。


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あえて違いを言うとX5が寒色系。AR-M20が暖色系といったとこでしょうか。

 

AR-M20に関してはリファレンス機として気に入っていたのに、一時の気の迷いで手放してしまい…

すぐに後悔の波が押しよせるという、まるで失恋系の曲のような感情が私を襲いましたが…

(失って気づく大切なもの的な)

 

なので、個人的に次サブDAPを買うならリファレンスサウンドがいいなぁ…なんて考えが頭の隅にあったんですね。

 

で、色々試聴していて…

Fiio X7

Fiio X5 3rd

Fiio X5 2nd

の3機種が候補に残りました。

(もう一台他に候補あるのですが、ここでは割愛します)

 

この3機種は、どれも素直な音の印象でして…

3機種とも「寒色系」の鳴りながら。

 

より繊細で空間の広いX7

 

音の広がりよりも音像のしっかり感と太さのあるX5 2nd(空間もX7ほどではないにしろ結構広い)

 

その中間の音の表現のX5 3rd

 

という個人的な印象でした。

 

サブDAPとしては…

使い勝手の良さでX5 3rdいいなぁ…値段手頃だし。電池の持ちそれなりに良さそうだし。

なんて。考えていたのですが…

 

そんなタイミングでeイヤの週末中古特価で…19000円ぐらいになってるx5 2ndを見つけまして…

(フォロワーさんに教えてもらいました) 

即購入いたしました(笑)

 

いや、この音で2万切るのはコスパがいいとかそういうレベルではないと思ったもので…

 

購入の経緯はこんなところなのです。

やっぱ買い物ってタイミング大事だなぁと…

 

 

では、あらためて説明を!!



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見ての通り、物理ボタン操作です!

最近の主流のタッチパネル操作ではないので、見慣れない人には「使いにくそう」なんて思われそうですが。

iPodClassicを6年ほど使い続けてた私には逆にしっくりくる操作性です。

 

クイックホイールの反応も良いですし、基本フォルダー選択で曲選ぶので、使いにくいとかは特に思いませんでした。

 

SDカードも2枚させますし、このサイズで音楽を大量に持ち運べて、音も良いという、意外にかゆいところに手が届くDAPかなとも思います。

 

実物見ると質感も高いですしね(●´ω`●)

 

音に関しては何回もご説明しているとおり…

・ハッキリした音像

・寒色系

・高い解像度

・真っ直ぐ音が伸びてくる

という本当に真面目な音ですね☆

 

面白みがあるとか、味があるとかそういうタイプでは無いと思います。

しかし今回は私が求めてた感じの性格で…

イヤホンやヘッドホンの特徴を聴き比べるにはもってこいかなと…

この真面目さが音の出口の特徴を捉えるのにとてもいい感じなんですよね☆

 

音場だってなかなかに広いです。

このサイズで良くもここまで…なんて聴くたびに思わせられました(笑)

 

低音域の音像の太さもしっかりしてて、例えばベースラインを把握するのにも優秀ですし。

中高域の細かい音もしっかりと鳴らしてくれます。

 

逆に言うと、真面目でしっかり鳴るので「もう少しだけ繊細に表現してほしい」なんて所を感じる人もいるかもしれませんね。

そのへんはイヤホンやヘッドホン側のチョイスで合わせるなんて事もできそうですが。

 

その話の延長線上の話で…

個人的にイヤホンによっては少し高音域の鳴り方が疲れるなんて思うこともありました。

 

私の手持ちでは特にこの組み合わせ…



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ZERO AUDIO CARBO i

 

このイヤホンは低価格帯ながらスッキリとした中高音域が特徴な音を鳴らしてくれるのですが。

 

この組み合わせだと、曲によって高音域がシャキッとしすぎる所があったんですね。

(特にラブライブアイマスなどのアニソン楽曲で)

 

ハッキリ真っ直ぐ細かく鳴るX5 2ndとの相性もあり「体調によっては疲れるかなぁ…」なんと思ったりします。

 

実は、そんな時に良い機能があるんですよぉ…

 


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再生設定に「可聴帯域外フィルター」という項目がありまして。

これをスローカーブに設定すると…

 

あら!不思議!中高域の角がマイルドになります。

(デフォルトではシャープカーブになってます)

 

この設定を変えるだけで印象が結構かわるのです。

 

なかなか懐深い!!!

 

解像度はそのまま高いままなので、お好みで味付けが変えられるのは本当に便利です♪

 

 

あと、出力も高いので(ハイゲインローゲイン等選べる)結構な種類のイヤホン、ヘッドホンは鳴らしてくれそうですね!

 

そしてラインアウトがとても優秀でして…




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ポタアンの特徴&性能をしっかりと表現してくれますね☆

 

正直、手持ちのKANNの方が空間は広く出してくれますが、X5 2ndの特徴である「真面目で真っ直ぐな音」がここでも活きてくれてるという印象ですね。

 

本当に色んなことで優秀な印象です!!

 

USB DAC機能も良くてですね。

本当に使い勝手良いんですね…

 

発売当初が約5万円(だったかな?)

 現在新品で3万円前後で買えることを考えると…

 

個人的に「音」と「機能性」でとても推せるDAPだと思います!!!

 

この値段帯では…相当スゴイナァ…

 

あと、中古で買いましたが自分の使い方では電池も8時間ほど持ちました!

 

 

さて、褒めてばかりでアレなので…

恒例のダメだと思うところを…

 

うーん。難しいです(笑)

 

というのも…もし上げるなら…

 

・物理キー操作が人を選ぶ

・バランス出力未対応

 Bluetooth未対応

 

ぐらいかなぁって思うんですね。

 

物理キー操作は最近のDAP事情を考えるとマイナス要素かも…とも思うんですが、良いところもありますし。


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そのおかげでポタアンと重ねた時に画面にバンドがかからないので操作しやすく画面見やすいんですよね。

 

 

 

なのでマイナスポイントか?といわれると…好みだよね?って感じで…

 

最近の流行的にバランス出力が無いのは痛いかもなんですけど。

発売当初の流れ的にはそんなに気になるとこでもなかったでしょうし。

 

Bluetoothもしかりで…

 

この辺をブラッシュアップしたのがX5 3rdなんでしょうけどね。

2ndと3rdって冒頭で書いた通り音が違うので。

下手したら2ndと3rdで使い分けできるよね?って思うぐらいなのです。

 

2ndはサイズも小さいですし。

このクラスでは解像度も高いですし。

ラインアウト&USBDAC優秀ですし。

出力高いですし。

デジタル出力もありますし。

 

本当に音楽を鳴らすことだけの機能しかないですけど。

「音楽を聴く」という男らしさでも感じます(笑)

 

DAPとして他に機能性を求めるとアレなんでしょうけどね。

 

やはり発売当初の背景とかを考えると「そりゃそうだよね」って納得しちゃうというか…

 

個人的に本当に良いDAPだと思いますよ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

さて、色々と褒めてますが…

 

私のTweetを見てる方ならすでにご存知でしょうけど…

 

実は私…こんなに褒めてるのに…

 

すでにX5 2nd手放しております(何なんだ!!お前は!)

 

すみません!すみません!

 

事情がありまして…

 

ある状態のよい憧れのDAPを買う最後のチャンスが巡ってきましてね…

 

その誘惑に負けたのです。

 

このタイミング逃したら、もう買えないなぁという事がありましてね…

 

 

すんませんです。

 

けど、X5 2ndは本当に良いDAPだも今も思ってますし、その印象は変わってません。

 

eイヤホンの週末中古特価でよく二万円を切る値段で売られてるので。

その値段で買うなら個人的に最強DAP候補になり得ると思ってます。

 

マイナスポイントで挙げた箇所が気にならないのであれば…と言うのは前提ですがね(●´ω`●)

 

 

今回はここまで!!!

 

手放したDAPでは、あるんですが本当に好きなDAPなので、あえて記事書きました☆

 

 

そして、色々とブログで書きたいネタあるんですけど…

 時間が追いつかない(´;ω;`)

 

が、頑張ります…

 

最後に!いつも言うのですが…

全て個人の感想ですので!(笑)

 

あくまでも参考程度に…

 

 

では!!次回!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

 

 

 

 

オーディオ雑談 サブDAPを探す旅2017秋

どうも!dropです!

 

今回は雑談です。

 

実は9月に入り断捨離をしました!

理由は、あんまり使ってないイヤホンとか持ってても、勿体無いかなぁってのがありましてね。

 

娘も来年幼稚園入らせないとだし、やっぱりコレから何かと入り用ですんでね。

あとは、使うイヤホンが固定化されてきたというとこ。

夏にカスタムIEM届いてから、自分のこの趣味に対する方向性が定まってきたっていうのも大きいです。

 

途中からですね、ユニバーサルモデルのイヤホンって

Dita answerスモーキープラチナ

qdc 2SE

ばっかり使ってたんですね。

あとはカスタムIEMであるqdc3CH

この3つのローテーションで音楽聴いてた事に気づきます。

 

あくまでオーディオ趣味での僕のスタンスって音楽を聴くことありきなので、使わなくなってきた機材は手放そうと思うのです。

コレクターではないんですね。

 

ここに来て自分の好みもようやくわかってきたというトコロでしょうか(笑)

(愛知県に引越しした来て、eイヤホンにすぐ行けるようになったから、この二年は本当に買ったり売ったり繰り返していましたw)

 

で、それに伴い、あれだけ気に入ってたDAPのAR-M20も手放したのです!!!!



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(暖かみがあり。音の輪郭。解像度のバランスがとても好みかつ素敵なDAPです)

 

 

何でかというと、皆様ご存知…

AK KANNの存在が原因です。


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買った時は「AR-M20と使い分けるだろう」と思ってたのですが。

使えば使うほど…

KANNを好きになりすぎたのです(笑)

 

コレが不思議なものでね…

使えば使うほどKANNが好きになっていくのですね(現在進行形で)

で、自然にあれだけ好きなAR-M20の出番がみるみる減ってしまって…

 

KANNって意外にローゲインで聴いたときの音も素直なとこあるので、KANN1台でイケんじゃね?!ってなってしまい…AR-M20も手放したのです。

 

断捨離するって決めると、そっちに思考がどうしてもいってしまいまして…

 

話はここからです…

 

このAR-M20ですが、手放しのはいいんですが…

 

手放して3日ぐらいで後悔し始めます!!

(お前はアホか?!)

 


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まあ、アレなんです。

 

大きな原因でいくと、自分ね。

家から仕事場まで遠くてですね。

昼勤の時は往復3時間。

夜勤は往復3時間半(日によっては4時間)

かかるんですね。

 

こうなると、いくらKANNが電池の持ちいいとはいえ、結構頻繁に充電しますよね。

充電回数増えるとバッテリーの消耗早いですよね?

充電忘れたら、長い通勤時間音楽聴けないですよね?

で、気づくわけですよ…

 

おれ、DAP2台持ちじゃないとやっぱアカンやん!と…

(お前はアホか?!)


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で、音も好きだったAR-M20を手放した事を後悔したのです!

(お前はアホか?!)


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そして。AR-M20を買い戻すことも考えたのですが…

せっかくだから他のDAPも改めて色々聴いてみようということで…

 

 

第一回!チキチキ!サブDAPを探そう選手け〜ん!!!!!

(ガ○使の浜田○功風に)

 

 

を開催したのです。

 

 

そう!ここからが本題!!(前置き長い!!)

 

サブDAPを探しましょうとなりまして、ですね。

色々考えます。

とりあえずメインDAPはKANNです。

サブとしてどの値段帯までお金出すの?って。

 

※以下の音の印象については全てDITA ANSWER スモーキープラチナで聴いた印象です

 

最初に頭に浮かんだのは…

COWON Plenue R
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SONY NW-ZX300


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この二台です。

AK70MKⅡも考えたんですが、KANN使ってるから、あえてそこに行く必要もないかなと。

 

で、KANNとは違う系統の音色で探すか!!というのも頭に入れて選定していこうと!!

 

この2台とても良いですね☆(笑)

 

pleune Rはとても耳当たりのよい心地よくリラックスして聴けるし、サウンドエフェクトも優秀なので色々と遊べますし。

2.5mmバランス端子とあり、電池の持ちもよく、内容容量も多い!(128GB) 

 

ZX300は本当に凄くて、SONYの本気第二章(第一賞はWM1AとWM1Z)という感じて。

使いやすい&電池持つ&Bluetooth優秀&サイズ感良いのに4.4mm端子(バランス)付。

そして音!!解像度高いし真っ直ぐ音が届いてくるといいますか…

この値段で出せるのか…これ…ってなるレベルで仕上がってました。

 

で、最初にこの2台のどっちかなぁ…なんて思ってたんですが。

私の中のあるルールを思い出します。

 

それは…

ポータブルオーディオは五万円まで!!

という制約です(笑)

 

オーディオ始めたときから守り続けてたこの制約…

ここ1年〜2年で何回かやぶってますが…

(UM Macbeth、qdc2SE、qdc3CH、KANN)

 

このルールを破ると…歯止めが効かないじゃない!!!!!(死活問題)

 

なんで、グッとこらえます…(ぐぬぬ


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予算決めましょう!!!(笑)

というわけで予算は5万まで!!(出来れば4万円以下)

 

幸いオーディオ業界も空前絶後の賑わいを見せてるので、中古で探せばこの音で?この値段?的な出会いもあるでしょうと。

 

というわけで、片っ端から聴き比べです☆

 

新品の製品で音と価格のバランスがいいなぁ…と思ったのは

onkyo DP-S1

Pioneer XDP-30R



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この2台は現在二万円台ながら、音はかなり素敵なレベルでならしてくれます。

SDもそれぞれ2枚させるし、アップデートで操作性も良くなってる。

かなり、サブとしてイイ線だったのですが、二つ個人的な問題が…

 

試聴機のジャック部がゆるい!!

やはりそれ仕方ないのかなぁ…なんて思いましてね(汗)

もう少ししっかりしてくれてれは…というとこで… 

あとアートワークがあんまりきれいなじゃない…

別に音楽聴くのに問題がないんですが、やっぱアートワークたまに眺めたくなるんですよねぇ(汗)

眺めてほっくりしたいというか…

 

というわけで音と値段のバランスはかなり強いのですが、今回は…落選…(そこが改善されらば、この価格帯無双出来るレベルのいいDAPなんですけどね。)

 

 

 

次行きましょう!次!!

 

で、色々聴き分けて選定して行った結果ですね。

最終候補はこの3台に…

 


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Fiio X7

Fiio X5 2nd GEN

ibasso DX80

 

この3台で決めようと。

 

 X7はサッパリとしたモニター系。

音の真面目さとアンプモジュールを好みで付け替えれる懐の深さが魅力です。

どんなジャンルでもバランスよくキレイに鳴らしてくれる印象で、かなり好印象でした。

 

 

X5 2ndは最初、X5 3rd聴いてて「これもコスパ良くて機能的よなぁ…」と思って、フォロワーさん達に相談してたら、ある方が「X5 2nd」の方がオススメなんですよ!と教えてもらい、2nd聴いたら、音はこっちの方が好みでした。

聴き比べると3rdはちょっと整ってるというか、サッパリしすぎていたんですよね。

X7の音に寄せてるような。

2ndは3rdより音の輪郭なぞり方が少しソリッドで、真っ直ぐ音を鳴らしてくれてました。

 

単体で考えても空間の広がりもなかなか広いし、音が素直に真っ直ぐ伸びていく印象。

 

 

DX80はリスニング寄りのバランスながら、音の粒立ちと、音色の色艶がなかなかよく。

結構素直なとこもありながら、聴かせどころを心得ている。そんな謎の懐の深さが魅力です。

 

この3台で悩んでいると。ある方から一通の通知が…

 

「次のeイヤホンの週末中古品特価。X5 2ndが2万円切る値段ででてるよ!」

(教えていただいて、ありがとうございました)

 


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はい!!決めました!!!!!(笑)

我ながら単純なやつです…

 

まあ、サイトでのカートに入れる瞬間までX7と少し悩んでましたけどね(笑)

 

やっぱサブDAPだから「安く買えるなら安く変えた方が精神的にもいいよね」と…

 

単純に値段差考えて、どちらを使いたいか?って、思ったときにX5 2ndが頭に浮かびました。

 

 

 

…というわけで。


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決まりました!


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ででどん!!!


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 サブDAPはfiio X5 2nd Genに決定です!!!!

 

最後の言ってはとてと単純な「安くなったから」でしたが…

 

結局、複数の選択肢があった場合。
「タイミング」が決め手になる事はよくある話さなんですよ♪

 

(人はそれを「出会い」や「啓示」と呼ぶ)

 

 なので、最後はすんなりと決まりました(笑)

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

今回は…あくまで悩んで決めたという流れだけにしておきます。

 

レビューに関しては、また後日☆

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました♪

 

あと、音の感想は、あくまで個人の感想なのであさからず…

 

では。次回!!!

 

っと一言だけ言わせてください。


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 安野希世乃さん!かわいい!!

(そこ?!)

 

イヤホンレビュー qdc3CH 音質編 (カスタムIEM)

どうも!dropです。

 

全然ブログ更新できてない!!

 

ダメなやつです!(戒め)

 

さて、今回はイヤホンレビュー!!

 


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qdc 3CH 音質編    です!!!

 

デザインについては、前回散々うざいほど自慢…

ゲフンゲフン…

紹介させていただきましたので、今回は肝心の音質についてです☆

 

と、その前に…レビューに使うDAPを変えました!

 

前回まではAR-M20というDAPを使用していたのですが、色々とあり手放しまして(後日ブログに書きます)

 

今回からイヤホン&ヘッドホンのレビューに使用するDAPはコチラです!

 

ドン!!


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AK KANN!!!

…ではなく。

 

こちらです!!!(茶番)

ハイドン!!



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fiio X5 2nd

です!!!

 

コチラの購入のいきさつ&レビューも後日改めてということで…(本当になるべく早めに)

 

音質の特徴としては

・音像クッキリ

・まっすぐ芯のある音の伸び

・寒色モニター系(とても真面目サウンド)

簡単にこんなとこですね。

 

お前あんだけKANN好き好きいってるのに、こっち使うの?って言われそうですが。

 

それはそれ!これはこれ!

なんです…

 

こっちのほうが音の出口の特徴が掴みやすいのでね(笑)

 

人も道具と適材適所ですね(( ・ิω・ิ)キリッ)

 

と、本題に戻りましょう…

 

qdc3CHについて

 

まず、qdcにはユニバーサルモデルの説明からさせてただきます。

 

qdcには「qdc3SH」というモデルがあります。

 
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コチラです!

http://www.mixwave.co.jp/dcms_plusdb/index.php/item?category=Consumer+AUDIO&cell002=qdc&cell003=3SH&id=5

 

ビックカメラなどでも取り扱いがある機種なので、比較的に試聴はしやすいかも…(それでも場所は限られますが…)

一応、私がカスタムIEMを買ったお店の店員さん曰く、ドライバーも音のチューニングもこの3SHと同じだそうです。

ドライバー構成はBAドライバー×3基。

 

このモデル。どんな音かといいますと…

少しドンシャリ気味のサウンドバランスです。

ここで注意が必要なのは…qdcのモデルとしてはドンシャリなのであって、世間的に「ドンシャリサウンド」と言われるモデルと比べると正直そこまでドンシャリしてません。

(ややこしいね!!!)

説明し易いので、あえて人に音の感触を伝えるのにドンシャリと説明しています。

 

日本で取り扱いのあるqdcのユニバーサルモデルのイヤホンは、2SEと3SH、そして4SSと3種類あります。

どのモデルにも言えるは、「解像度が高く音の定位がしっかりしている」というところ。

そして「解像度高いのに聴き疲れしにくい音色」を出してくれると個人的に感じます。

 


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コチラは私の所有しているqdc 2SE

 

基本的に思うのは、qdcの音作りというのは

モニター的な解像度と定位がありながら、音の当たりが絶妙に耳に刺さらず、鮮明ながら色艶が出ている

そう思わせるようなモデルが多いです。

(真面目なのに妖艶と私の中で位置づけてます)

 

その基本を抑えた中で

・日本人が好みそうな中音域に少しピークを持たしたようなチューニングに仕上げた2BAモデルの2SE(日本限定モデル)

・少し音の輪郭を柔らかくして、ややドンシャリ気味にチューニングした3BAモデルの3SH

・1番フラットでモニターサウンドな4BAモデル4SS(かなり解像度高いです)

 

と言うようなキャラづけを感じています。

 

2SEに関しては後日、ブログでレビューを書くつもりですので、ユニバーサルモデルの説明はこのくらいにして…

 

 

本題のqdc3CHについてです☆


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何回でも見せたいこの美しさ…

 

いや、だから音質について書かなければ…

 

カスタムIEMに関しても種類がありまして…

現在のライナップは

3CH

4CS

5CH

8CS

8CH

8CL

GEMINI

の7種類が日本での取り扱いがあります。

 

って、ユニバーサルモデルより多いがな!!

って突っ込んでしまいそうになりますが、もともとqdcって業務用の音楽機材を作ってる会社ですので、むしろイヤホンに関してはカスタムが主流なんです。

(私のイメージではありますが)

 


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(過去に試聴会にて全部聴きました)

 

名前の数字がBAのドライバー数を表し、名前の最後についてるアルファベットの違いで、チューニングの傾向を表してます。

S→モニターサウンド

H→ややドンシャリ、リスニングサウンド

L→音場が横に広がるライブステージを思わせるような空間作り

GEMINI→スイッチで2種類の音が楽しめる。

 

個人的なイメージですと、こんな感じですね♪

 

で、3CHです。


基本的には最初にお伝えしてる、ユニバーサルモデル3SHと同じ音の傾向です。

 

3SHのサウンドについて、もう少し掘り下げると…

 

高解像度ながら、他のモデルに比べて音色が柔らかく、やや音像が太く、ドライなサウンド。

他のユニバーサルモデルと比べる高音と低音を持ち上げて、音楽的な「ノリの良さ」を味付けしている。

凄いのはボーカルやギター、ピアノなどの中音域がとても鮮明で、まったく高音と低音に埋もれていない!!

 

そして「ドライな音色」なのに、まったく音が刺さらないんですよね。

 

最初は「ウェット」な音かなって思ってたんですが、音の1番アタックの強い瞬間がドライなんですよね。

音の引き際がとてとキレイというか、染みるように引いていくので、その美しいの余韻の残し方のお陰で「ウェット」かと思ってたんですが。

 

 

基本的にはこの音色で…

 

カスタムIEMとの違い…それは…

 

フィット感です。

「なめとんのか?!」

「んなことわかっとるわい!ワレェ!!」

って、声が聴こえてきそう何ですが、カスタムIEMに関してはそこがキモなんですよ!!!

 

要は自分の耳型とって作るわけです。

もう、耳にピッタリはまりますよね?

みっちり耳にフィットしますよね?

そのおかげで音に変化が訪れます。

 

ほら、ユニバーサルモデルのイヤホンでも、イヤーピース変えるとフィット感変わって、音の聴こえ方違うじゃないですか?

 

 それと同じかなって思います。

 

で、完成版のカスタムIEMであるqdc3CHの音はというと…

 

ユニバーサルモデルである3SHに比べてて低音の量が増えたような鳴り方します。

実際は「増えた」というより、耳に密着するため、低音が逃げずに真っ直ぐ鼓膜に届いてるのかと感じますが…

あと、同じ原理なのか各音域の音像がさらに掴みやすく感じます。

輪郭が少しだけ締るといいますか…

 

音の変化としてこんなとこですかね。

 

イヤホン本体の音としては…

ん…本体ですと?

 

そうなんです。

私がなかなか、このイヤホンのレビューを書かなかった理由はここにあります。

 

こちらの写真をご覧ください。


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ケーブル黒いですね?

 

続いてこちらの写真を…


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ケーブルシルバーですよね?

 

黒いケーブルはユニバーサルモデル純正のケーブル。

銀ケーブルはカスタムIEMの方の純正ケーブルなんです。

 

この銀のケーブル…結構音が変わるのです。

 

「ケーブルで音が変化する」というと、よく「そんなことはない」とおっしゃる方がおられますが…


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実際に私の耳には音の変化が感じられましたので、ここでは「変化する」と言う事で話を進めさせていただきます☆

(どうかお付き合いください)

 

この銀のケーブルはMixwaveの公式通販サイトで約一万円で売られている(この記事を書いてる時点では品切れしてます)ケーブルなんですが、これがなかなかどうして…

 

このケーブルで3CHを聴くとですね。

上記のqdc3CHの聴こえ方に比べ…

 

・さらに音像が太い

・音の空間が広がる

・気持ち音の輪郭がハッキリする

 ・音の粒立ちが固くなりさらに音色がドライになる

 

という変化がありました。

 

で、最初に完成品のqdc3CH聴いたときは当然ながらシルバーケーブルで聴いていたんですね。(カスタムについてるのはコチラのケーブルなので)

 

で、試聴機(3SH)との音の差がかなりあったんですよ。

 

で、コレがカスタム化によるフィット感からくる差なのかな?と思ってたんですが。

いや、コレ多分ケーブルが凄いぞ!!って思い…


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ユニバーサルモデルのqdc2SEにシルバーケーブルを刺して聴いたら、やはり音の変化が上に書いた変化と同じだったんすね。

 

こうなると、カスタムの音のレビューをするなら、やはり同じドライバー、同じチューニングであるqdc3SHとの音の違い(変化)を出来るだけ正確に伝えたいと思い、しばらくqdc3CHに黒い方のケーブル使って音を聴いていました。

 

やはり基本的にはフィット感の違いによる音の変化。

そしてケーブルの種類による変化。

この2つによる違いですね。

 

これだけでかなり音色が変わるものです。

 

 

概ねの音質レビューに関してはこれぐらいです。

 

しかし、qdcの音作りは解像度と音作りは今まで「ありそうでなかった」ところをついてるというか…

 

中国でシュアを独占してるとも聞きますので、実に狙いすまされた、正確かつ聴き心地の良いサウンドメイクに胸を打たれます☆

 

 

 ちなみにオーダーしてから手元に届くまでは約一ヶ月ぐらいでした。

(早い!)

 

店員さんは「3ヶ月は覚悟しておいてください」っておっしゃってたので、覚悟して待ってたら意外に到着早かった(笑)

出来上がりについては先日散々紹介した「デザイン編」を見ていただければ、完成度の高さが伝わると思います。

 

さて、相変わらず褒めてばかりいてもいけないので、恒例の「ここが気になる」というところについて…

 

ん〜…音質についてはここまでくると「好み」の問題ですから、なかなかケチをつけにくいですね。

私なんかはqdcの音作りに心奪われ、オーダーしたので。

解像度の高さ、定位の良さから苦手なジャンルもあまりなさそうですし…

強いて言えば、「ヘビメタ」とかは迫力不足になるかも…位ですかね。

基本的には迫力を求めるようなおとではありませんので。

故に結局「好み」の違いで落ち着いちゃうですね。

 

使い勝手などに、関してはやはり「独自端子」というところでしょうか。

 


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この端子のおかげで、もちろんプラスな部分もあるのですが(端子汚れにくく汗などにも強い)、やはり「リケーブル」する幅が狭まるというのは、せっかくケーブル脱着できるので色々なケーブルを試したくなるのは正直なところですね。

 

あとこの端子、少しヒビが入りやすいそうです(店員さん曰く)

 

私も届いて3日目ぐらいにケーブルを外して見ると…


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端子にヒビが…

というか、メチャクチャケーブルの端子部分が硬くて全然ケーブルが抜けなかったんですよ。

10分くらいかけて、ゆっくり。メチャクチャゆっくりケーブル外したら。

結構大きなヒビな…

指でなぞると明らかに指先に亀裂が感じられる レベルで。

コレが亀裂が引っかかって抜けなかったのか…と思い購入店へ相談へ。

 

流石にこれは初期不良で修理に出しましょうということで、修理に旅立ちました…

 

購入から4日で!!!!

(とても、寂しかったです)

 

どうやらメーカーとしてはリケーブルをあまりして欲しくない、との事でかなりケーブルのところを抜けにくいように硬く作ってるようです。

 

ただ、これはqdcに限った事では無いようで。

アメリカのメーカーである「Ultimate Ears」のカスタムIEMも同じような独自端子なんですが。


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購入店の当時の店長さんの

がこのメーカーのカスタムを持ってらして、店長さんのカスタムの端子部もヒビが入ってるとの事でした。

ただ、店長さん曰く「この端子部は少しヒビが入るのは仕方ない」との事で。

 

この時の私のカスタムの亀裂は、流石に「修理に出さないと」レベルだったのですが。

端子先端部の小さなヒビは、仕方ないレベルとの事で…

小さなヒビで修理に出すと多分返ってきても、また、小さなヒビが…と修理→ヒビのサイクルを繰り返すので、ある程度は仕方ないらしいです。

(いつもカスタムの対応してもらってる店員さんもおっしゃってましたし)

 

現在、自分のqdcも先端部に、小さなヒビが入ってるのですが、最初に入ってたヒビより明らかに小さいですし。

ケーブルの抜き差しにも影響がないので、「保証期間も来年の七月まであるから、これより酷くなったら、修理に出したらいいか」ぐらいに捉えてます。

 

ちなみに最初に修理に出して帰ってくるまでの期間は1ヶ月と少し…

 

ほぼ、カスタムのオーダーして届いた期間と同じくらいでした。

 

帰って来たイヤホンもやはりケーブルの端子部が硬かったですが、前のように「全然抜けない」ってレベルではなかったのですね。

 

やはり基本的には「リケーブルしないでね」ってことなんでしょうね(汗)

 

ここで大切なのは「ヒビ入ってた」よりも「ちゃんと保証で対応してくれる」というとこですね。

 

初期不良なんてものは、どの製品かってもあり得る可能性があります。

なので、大切なのは、もちろん「品質」もそうなんですが、「保証がちゃんとしてるか」かなと思います。

 

今回は店舗の対応も迅速でしたし、代理店&qdc側もちゃんと対応してくれてるので、特に腹ただしいとか、そういう感情は起きませんでした(笑)

 

端子の性質上仕方がないのであれば、ある程度は受け入れようかなと思ってます。

(何かあればちゃんと対応してくれるのわかったので) 

 

まあ、人によっては本当に嫌になるポイントかもしれないので、こちらで書きました。

あえてね!!!(本田感)

 

あと、付属品について…

外箱もケースも基本的にはユニバーサルモデルと同じモノが付いてきます。

 

 こちらがケース


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上がユニバーサルモデルの2Seの付属ケース

下がカスタムの3CHのケースです。(名前入ってるのでモザイクかけてます)

 

ケースとしては質感もよく。中央のメタルプレート部も高級感がありますが…

 

個人的には「カスタム買ったぞ!」という特別感は少し欲しかったですかね(笑)

 

名前入ってるのですが、ある意味特別感はあるんですが…

一周ケースを大きくしてくれるですとか、そんな事でもいいので。

 

あと、謎にユニバーサルモデルと同じようにイヤーピース1式付いてきます!!!

 

カスタムなのに?!

 

まあ、qdc2SEを持ってる私からのすると「やった!スペア増えたやん!」ってなりましたが(笑)

 

やっぱ、箱であったり、ケース&付属品に関しては、もう少し…もう少しだけ特別感欲しかったですかねぇ…

(カスタムIEMって基本的には業務用みたいなものですが、それを求めるのは完全にワガママなんですがね)

 

まあ、このケースはかなり使いやすいので良いと言えば良いのですが…(笑)

 

 

さて、今回は…これぐらいですかね。

 

やはりカスタムIEMを買うってなると、ある程度は勇気がいると思います。

試聴機で試聴してても、性質上、完成品と音の変化は多かれ少なかれあるものでしょうし。

これからカスタム作ろうかなぁ…人に向けて少しでも参考になれば!と記事を書きましたが。

 

全て私の感じた個人の感想ですので。

本当に…本当に参考までに捉えください(汗)

 

 

しかし書きたい記事が山ほどあるんですが時間がぁ…時間がががが…(笑)

 

 

それでは、次回お会いしましょう☆

 

お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

 

イヤホンレビュー qdc3CH デザイン編(カスタムIEM)

お久しぶりです。dropです。

前の記事を書いてから1ヶ月も空いてスンマセン…

Twitterみてると遊んでるように見えて実はドタバタしていたのです。

言い訳です!

 

 

さて、今回のお話はズバリ!!

 

私の初オーダーした記念すべきカスタムIEM!!

 

qdc 3CHのレビュー デザイン編です!!

 

やっと紹介できます(汗)

 

とりあえず出し惜しみ無し☆

お披露目しましょう♪

 

ドン!!!!!!


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え?かっこよくない?!かっこよくない?!なぁ!なぁ!格好良くない?!!(超絶ウザい奴)

 

失礼しました。

 

簡単にご説明を…

 

右  シェル→イエロー フェイスプレート→イエロー

左  シェル→スモーク  フェイスプレート→レッド

オプション→goldfoil(金箔)両フェイスプレートのみ

ケーブル→シルバー

 

の構成でございます!!!

 

そしてカラーリングイメージは…


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私がどハマりしているマクロスΔワルキューレのリーダー

カナメ=バッカニア(cv安野希世乃

です!!!!!

 

…え?初カスタムやのにアニメのキャラのデザインイメージで作るの?

なんて思う人もおられるかもしれません…

 

カスタムIEMを買うことを決意してから、結構色んな人にデザインの話を聞いていたんですよ。

すると大体皆さん「好きな色」をメインにデザイン考えられてる人が多かったです。

 

で、自分も好きな色で作ろうかなぁ…と最初思ったんですが…

自分、色弱強くて色に自信が本当にないんですよ!(笑)

 

子供の頃絵を描く授業で「え?dropくん、わけわからん色使うやん?!」とイヤになるほど言われていたのです。

それ以来と言うもの…自分でイチから色を選ぶという行為が本当に苦手でして…(くすん)

 

3色ある内から好きな色選べ!とか言われたら選べるんですが…

 

カスタムって、色使いめちゃくちゃ自由きくやん?色の種類めっちゃ多いやん?

 

と言う事もあり…いきなり躓いたのです(笑)

 

で、いつもそういう時どうするかというと…

 

コンセプトを決めるんです!!

私の場合は…

何かすでにある物の配色を参考に、それのイメージで色を組み立てます。

(過去に美容関係のショーの服のデザインやヘアースタイルをした時があるのですが、その時も同じように何かを参考に組み立てました。)

 

そこで考えた案がいくつか…

 

好きなアメコミヒーローのキャプテンアメリカ(今の劇場版の)をイメージして作る。


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B'zが好きなので金と赤、銀とブルーの1998年発売のBest album「Pleasure」「Treasure」のイメージで作る。


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車が好きなのでフェラーリのロゴの配色で作る。


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などなど…色々考えましたが…

 

なんかインパクトに欠ける…

 

もっと…もっと…突き抜けた…

こう…趣味の極みのようなデザインイメージはないか…

 

悩みに悩みに悩んでいました。

 

趣味の…それでいて好きな…好きな何かのイメージ…

 

 

…ん

 

あるやん…

 

 

わて、今メチャクチャ大好きなアレがあるやん…

 

そう、それは…

 

 

超時空ヴィーナス ワルキューレ!!!
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 そして…その中でも特に好きなあのキャラ…

カナメ=バッカニア

安野希世乃さんも好きなので一石二鳥!!)

これだ!!!!ビビッときましたね…(表現が古い)

 

趣味と好きなもの突き詰めて、インパクトがありそうで、大事に使えそうな…デザイン!!

 

そしてこの時期にカナメさんの声優さんの安野希世乃さんのソロデビューも決まったので…

drop安野希世乃さんの大ファン

 

乗るしかねぇこのビッグウェーブに!!!


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そう、コンセプトは決まりました。

 

 

あとは、このコンセプトを元に色を決めるだけ…

 

さあ、カラーチャートを見て決めるか。

 

店頭でサンプルみる!!→アカン!どれが何色かわからん!!!

最初はCTMで作ろうと思ってたんです。

 

 CTMだと色の名前書いてくれてるので楽勝かな?なんて思ってたら…そもそもカナメさんの黄色とか赤ってどんな明るさや濃さなんかイマイチわからんと…

ああ、くまったくまった…


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そこで私はどうしたか…

 

わからないことは詳しい人に相談しよう!!

幸いフォロワーさんでCTMのカスタム作られてて、絡んでいて「この人!趣味あうぞ!」って方がおられたのと、実際のお会いしたフォロワーさんで「このカスタムのデザインやばい!」って方がおられたので、そのお二人にDMをして一緒にカスタムのデザイン考えてもらおうと…

 

で、お願いしたら、お二人とも!ノリノリで!(笑)相談に乗っていただけました。

いやぁ、良い人なのと、やはり同じ趣味を持つもの同士!!

何を買うか?どんな風に作るのか?という話題は盛り上がるものです☆

 

で、本格的にカナメさん使用のデザインを決めていきます。

と、いっても私は「カナメさんをイメージして作りたい」とコンセプトを持ち込んだだけで…

 

本当に色んなアイディアを考えていただいて…感謝しかありません!!!

 

そしてオーダーする土壇場でCTMからqdcに機種を変更するというドタバタ劇はありまさたが…(笑)

 

「こっちの色合いの方がカナメさんぽいよ」とかも色々教えていただき…

 

 

愛と友情のカナメさんカスタム(qdc3CH)が完成したのです!

 

こういうふうに一緒に考えてもらったので愛情もとても深くなり宝物のように使用しています☆

 

 

デザインを決めた経緯はこんな感じです。

 

 

細かくデザイン自体の説明にまいりましょう☆

 

 

まず!シェルのデザイン!!

もちろんカナメさんのイメージカラーのイエローです!



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※イニシャルが入ってるので一部かくしてます。

 

やはりイエローは外せません!!

 

問題はどこまでイエローを推すのか!!!

そこなのです。

 

全体をイエローにする事も考えましたが、なんかそれだと逆に普通…

 

そしてフォロワーさんの案!


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この衣装をイメージすれば…

 

そうなると

右→シェルイエロー フェイスプレートイエロー

よく見てください…

 

カナメさんの頭の右側に黄色の花がついてますね!!

このイメージで右のフェイスプレートも黄色で行きましょう!!と、ご提案いただきまきた☆

 

 

それ!採用です!!即採用です!!

 


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グッドアイディアすぎますね♪

 

じゃあ左はどうしますかね…

 

左のフェイスプレートは赤です!髪の色をイメージして赤です!!

 


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じゃあシェルは…

イメージカラーの黄色でいく?

 

いやいや、赤のフェイスプレートに黒のシェルは鉄板のかっこよさがあります。

カナメさんの衣装も黒の配色ありますね?

 

黒(スモーク)でいきましょう!!!

 

 

はい!いきましょう!いきましょう!メチャクチャかっこええやん!!

 


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ということで…

 

左→シェルスモーク フェイスプレートレッド

 

となりました。

 

右と左で配色変えてるのにコンセプト通りのグッドデザインの完成です!!!

 

あと、オプション!!!

 

オプションどうしようか?

 

と言うことで、特別感も演出するためにGold foil(金箔)を使うことに!!!

 

ただ、qdcってシェルがメチャクチャ美しいので…あえて!あえて!フェイスプレートのみに…

 

というかオプションで金箔入るとかやばくない?ゴージャスすぎひん?!

 

と言うことで…

 


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渾身の初カスタムIEM qdc3CH(カナメ=バッカニア使用)の完成となりました!!!!!!

 

いやぁ、もう感無量ですよね…

 

自分一人じゃあ、こんな素晴らしいカスタムにはなってなかったと思います。

 

本当に相談に乗っていただいたフォロワーさんに感謝なのです☆

 

 

あと、qdcといえば…

 

BAドライバーに「qdc」の刻印が入っているのも魅力の一つ!!!

 

その刻印が美しいシェルごしに確認出来るんです…

 


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イエローのフェイスプレートから覗けます…

 
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スモークシェルからもご覧の通り!!

 

 

ああ…美しい(再びウザい奴)

 

受け取った帰りなんで我慢出来ず…


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道端で写真撮る始末…(ダメだ…コイツ…)

 

ちなみにケースはある方に依頼して…

(最近オーダーが多くてお忙しいようなので、あえて名前は控えます)

 


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黄色で作っていただきました!!!



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本体のカバーまで黄色…

 

 


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合わせるとこんな感じで…

 

完璧じゃないか…((゚A゚;)ゴクリ)

 

何から何までカナメさん使用…

 

 

満足感が…満足感が止まらない!!!!

 

最後に改めてカナメさんの画像とカスタムの写真を…

 


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うん…やっぱり良い!!!

 

本当に自分にとって特別&オンリーワンな1台になったと思います(しみじみ)

 

 

と、qdc3CHのデザインの説明でした!!!

音質のレビューはまた後日!!!!!

 

 

カスタムIEMって作るハードル高いですが、愛着が凄いですよねぇ…

 

 

では!次回☆