DAPレビュー Fiio X5 2nd gen
もう年末!
どうもです!
さて、今回はDAPレビューです。
先日私が購入したサブDAPである…この子!
Fiio X5 2nd gen
発売自体は結構前なので、正直話題にあげるには「今更」感もあるのですが…(笑)
かなり素直な音の鳴りをしてくれて色々と優秀なので!あえて取り上げます!あえてね!
さて、先日の記事を見ていただいた方なら私がX5を買われた理由を知ってられると思うのですが…
理由は簡単…
素直!サイズ感!安い!!!
です(笑)
改めて説明をしていきましょう。
・音質について
素直です。その一言につきます。
全体の音色としては寒色系の音だと感じます。
1つ1つの音の芯のあるアタック感。
音の脚色のなさ。
解像度の高く、音が真っ直ぐに伸びていくので、出どころ(イヤホン等)の特徴の捉えやすさを感じました。
ここに関しては先日まで所有していたAcoustic ResearchのAR-M20と似ているとこです。
あえて違いを言うとX5が寒色系。AR-M20が暖色系といったとこでしょうか。
AR-M20に関してはリファレンス機として気に入っていたのに、一時の気の迷いで手放してしまい…
すぐに後悔の波が押しよせるという、まるで失恋系の曲のような感情が私を襲いましたが…
(失って気づく大切なもの的な)
なので、個人的に次サブDAPを買うならリファレンスサウンドがいいなぁ…なんて考えが頭の隅にあったんですね。
で、色々試聴していて…
Fiio X7
Fiio X5 3rd
Fiio X5 2nd
の3機種が候補に残りました。
(もう一台他に候補あるのですが、ここでは割愛します)
この3機種は、どれも素直な音の印象でして…
3機種とも「寒色系」の鳴りながら。
より繊細で空間の広いX7
音の広がりよりも音像のしっかり感と太さのあるX5 2nd(空間もX7ほどではないにしろ結構広い)
その中間の音の表現のX5 3rd
という個人的な印象でした。
サブDAPとしては…
使い勝手の良さでX5 3rdいいなぁ…値段手頃だし。電池の持ちそれなりに良さそうだし。
なんて。考えていたのですが…
そんなタイミングでeイヤの週末中古特価で…19000円ぐらいになってるx5 2ndを見つけまして…
(フォロワーさんに教えてもらいました)
即購入いたしました(笑)
いや、この音で2万切るのはコスパがいいとかそういうレベルではないと思ったもので…
購入の経緯はこんなところなのです。
やっぱ買い物ってタイミング大事だなぁと…
では、あらためて説明を!!
見ての通り、物理ボタン操作です!
最近の主流のタッチパネル操作ではないので、見慣れない人には「使いにくそう」なんて思われそうですが。
iPodClassicを6年ほど使い続けてた私には逆にしっくりくる操作性です。
クイックホイールの反応も良いですし、基本フォルダー選択で曲選ぶので、使いにくいとかは特に思いませんでした。
SDカードも2枚させますし、このサイズで音楽を大量に持ち運べて、音も良いという、意外にかゆいところに手が届くDAPかなとも思います。
実物見ると質感も高いですしね(●´ω`●)
音に関しては何回もご説明しているとおり…
・ハッキリした音像
・寒色系
・高い解像度
・真っ直ぐ音が伸びてくる
という本当に真面目な音ですね☆
面白みがあるとか、味があるとかそういうタイプでは無いと思います。
しかし今回は私が求めてた感じの性格で…
イヤホンやヘッドホンの特徴を聴き比べるにはもってこいかなと…
この真面目さが音の出口の特徴を捉えるのにとてもいい感じなんですよね☆
音場だってなかなかに広いです。
このサイズで良くもここまで…なんて聴くたびに思わせられました(笑)
低音域の音像の太さもしっかりしてて、例えばベースラインを把握するのにも優秀ですし。
中高域の細かい音もしっかりと鳴らしてくれます。
逆に言うと、真面目でしっかり鳴るので「もう少しだけ繊細に表現してほしい」なんて所を感じる人もいるかもしれませんね。
そのへんはイヤホンやヘッドホン側のチョイスで合わせるなんて事もできそうですが。
その話の延長線上の話で…
個人的にイヤホンによっては少し高音域の鳴り方が疲れるなんて思うこともありました。
私の手持ちでは特にこの組み合わせ…
ZERO AUDIO CARBO i
このイヤホンは低価格帯ながらスッキリとした中高音域が特徴な音を鳴らしてくれるのですが。
この組み合わせだと、曲によって高音域がシャキッとしすぎる所があったんですね。
ハッキリ真っ直ぐ細かく鳴るX5 2ndとの相性もあり「体調によっては疲れるかなぁ…」なんと思ったりします。
実は、そんな時に良い機能があるんですよぉ…
再生設定に「可聴帯域外フィルター」という項目がありまして。
これをスローカーブに設定すると…
あら!不思議!中高域の角がマイルドになります。
(デフォルトではシャープカーブになってます)
この設定を変えるだけで印象が結構かわるのです。
なかなか懐深い!!!
解像度はそのまま高いままなので、お好みで味付けが変えられるのは本当に便利です♪
あと、出力も高いので(ハイゲインローゲイン等選べる)結構な種類のイヤホン、ヘッドホンは鳴らしてくれそうですね!
そしてラインアウトがとても優秀でして…
ポタアンの特徴&性能をしっかりと表現してくれますね☆
正直、手持ちのKANNの方が空間は広く出してくれますが、X5 2ndの特徴である「真面目で真っ直ぐな音」がここでも活きてくれてるという印象ですね。
本当に色んなことで優秀な印象です!!
USB DAC機能も良くてですね。
本当に使い勝手良いんですね…
発売当初が約5万円(だったかな?)
現在新品で3万円前後で買えることを考えると…
個人的に「音」と「機能性」でとても推せるDAPだと思います!!!
この値段帯では…相当スゴイナァ…
あと、中古で買いましたが自分の使い方では電池も8時間ほど持ちました!
さて、褒めてばかりでアレなので…
恒例のダメだと思うところを…
うーん。難しいです(笑)
というのも…もし上げるなら…
・物理キー操作が人を選ぶ
・バランス出力未対応
・Bluetooth未対応
ぐらいかなぁって思うんですね。
物理キー操作は最近のDAP事情を考えるとマイナス要素かも…とも思うんですが、良いところもありますし。
そのおかげでポタアンと重ねた時に画面にバンドがかからないので操作しやすく画面見やすいんですよね。
なのでマイナスポイントか?といわれると…好みだよね?って感じで…
最近の流行的にバランス出力が無いのは痛いかもなんですけど。
発売当初の流れ的にはそんなに気になるとこでもなかったでしょうし。
Bluetoothもしかりで…
この辺をブラッシュアップしたのがX5 3rdなんでしょうけどね。
2ndと3rdって冒頭で書いた通り音が違うので。
下手したら2ndと3rdで使い分けできるよね?って思うぐらいなのです。
2ndはサイズも小さいですし。
このクラスでは解像度も高いですし。
ラインアウト&USBDAC優秀ですし。
出力高いですし。
デジタル出力もありますし。
本当に音楽を鳴らすことだけの機能しかないですけど。
「音楽を聴く」という男らしさでも感じます(笑)
DAPとして他に機能性を求めるとアレなんでしょうけどね。
やはり発売当初の背景とかを考えると「そりゃそうだよね」って納得しちゃうというか…
個人的に本当に良いDAPだと思いますよ(๑•̀ㅂ•́)و✧
さて、色々と褒めてますが…
私のTweetを見てる方ならすでにご存知でしょうけど…
実は私…こんなに褒めてるのに…
すでにX5 2nd手放しております(何なんだ!!お前は!)
すみません!すみません!
事情がありまして…
ある状態のよい憧れのDAPを買う最後のチャンスが巡ってきましてね…
その誘惑に負けたのです。
このタイミング逃したら、もう買えないなぁという事がありましてね…
すんませんです。
けど、X5 2ndは本当に良いDAPだも今も思ってますし、その印象は変わってません。
eイヤホンの週末中古特価でよく二万円を切る値段で売られてるので。
その値段で買うなら個人的に最強DAP候補になり得ると思ってます。
マイナスポイントで挙げた箇所が気にならないのであれば…と言うのは前提ですがね(●´ω`●)
今回はここまで!!!
手放したDAPでは、あるんですが本当に好きなDAPなので、あえて記事書きました☆
そして、色々とブログで書きたいネタあるんですけど…
時間が追いつかない(´;ω;`)
が、頑張ります…
最後に!いつも言うのですが…
全て個人の感想ですので!(笑)
あくまでも参考程度に…
では!!次回!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!