試聴レビュー TZFとMEZEを試聴会で聴いてみた

今回のブログネタはeイヤホンで開催されていた、2つのメーカーの製品について。

 

今回取り上げるメーカーはTFZMEZEの2メーカー!

普段ならTwitterの方で簡単な感想をTweetして終わりってするのですが、ちょっと個人的に気に入ってしまったので、ちょっとこちらで取り上げてしまおうという流れです(笑)

 

試聴レベルのレビューなので、あくまで音の印象としてのレビューです。

正直今までのレビュー記事より内容はペラッペラの薄さですので、そのへんはご了承ください!

 

まずはコチラ

 

TFZのイヤホン

TFZは中国のメーカーです。

イヤホンの細かいスペックはいつものように割愛しますが、今回の聴いたモデルは全てダイナミック型のイヤホンです。

 

なぜこのメーカーが気になったかというと、KINGというモデルがあるのですが、このモデルがTwitterでかなり好評な感想が多かったんですね。

 

で、仲良くしてもらってるフォロワーさんが購入されて、先日オフ会をした時にそのフォロワーさんに少しお借りして試聴させていただいたのです。

 

その時の音の印象がめちゃくちゃ良かったので、メーカー試聴会で一気にこのシリーズを聴いてみようと思ったのです。

 

全てリケーブル化で2pin端子を採用されているので、その辺も含めて気になったというところですかね。(今、2pinのKJMケーブルを1本余らしてるので、せっかくなら使いたいなぁという願望もあり)


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では、 順番に行きましょう!

 

・EXCLUSIVE 1 

価格はおおよそ6000円後半。

写真の1番右のモデルですね。

 

樹脂ハウジングモデルです。

なんかウッドハウジングっぽいモデルもありますが、メーカーさんいわく「ウッド風のプリント」だそうです。

 

音はまあ、この値段帯としては頑張ってるのかな?という印象でした。

 

この記事を書いている時点でアラウンド5000円代のイヤホンってかなり音の良いモデルが出揃ってるので、結構評価として難しい感はあるのですが、このモデルに関しては2pinのケーブルを採用してるので、結構そのへんがアドバンテージになるのかなと思います。

(この価格帯のイヤホンでリケーブル出来るのはあるようで意外に少ない)

 

低音は沈み込む表現とはいかないものの、ややザラッとした感触でなかなか存在感があるかなと思いました。

中高域もパリっと鳴らそうとしてる印象でしたが、個人的には正直解像度が足りないかと…

やや詰まった聴こえ方といいますか。

値段を考えるとけっこう頑張ってると思いますが、ちょっと私には物足りない印象でした。

まあ、この価格帯にその辺を求めるのも酷な話なんですが(汗)

 

 

続きまして…

 

・EXCLUSIVE 3

写真左側。アルミハウジングモデルです。価格は確か9000円代後半。

EXCLUSIVE 1と比べると明らかに中高が鮮明になりました。

パリっとした印象はそのままに、解像度がちゃんと上がっており、スッキリしてて詰まった感じもありません。

低音もEXCLUSIVE 1に比べて太く、さらにベースラインが追える感じです。(こちらも深いところまで沈んだ低音ではありませんが)

 

個人的に好印象です。価格帯的にも一万円以内でこれなら…欲しいなぁ…という感じ。

音場が広いとかそういうのではないんですが、結構楽しくノリよく音楽聴けるかなと思います。

 


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続きまして…

・EXCLUSIVE 5

写真右側。ステンレスハウジングモデルだそうです。

価格が12000円前後。

先に言っておくと私の好みではありませんでした。

EXCLUSIVE 3に全音域の音像を太くした印象。

 

故に少しうるさい鳴らし方というか…あ、あくまで個人的に…という感想です。

 

ちょっと曲によってはゴチャっと聴こえそうだなと思いました。

迫力は増してますがね!

この辺をグッドポイントと捉えれるかで評価が別れるのではないでしょうか?

 

もちろんコッチのほうが、1や3に比べて好きって方もおられるでしょう。

でも、私はちょっと違うなぁってなりました。

 

価格も一万円前半なので、その値段帯なら他の選択肢があるかなって…思ってしまいます。

 

 

 

 

とりあえず、1・3・5のモデルを順番に聴いてみました。

自分の中では3が1番好印象です。

このシリーズの面白いところは、ハウジングの材質が違うだけで基本的な設計は一緒だというところ。(メーカーの方談)

ドライバーも9mmで素材も共通です。

 

なので値段は違えと単純な上位下位という関係性というより、音の違いによる好みで選んでいいといえるシリーズだと思います。

(上位下位モデルの関係性になると結構上位のモデル買っとけば問題ないってなりがちです)

 

 

さて…お次は…

 

 ・EXCLUSIVE KING

写真左側。確か銅とかをハウジングに使ってるとかなんとか(ごめんなさい。うろ覚え)

ドライバーも上記のモデルと違い12mmの物を使ってます。

で最初にいっておくと、他のラインナップと比べてこれは別格です!

 

価格が16000円前後(店頭価格)なんですが、アマゾンなら一万円前半で買えます。

音像はやや太いながらも、空間の広がりが意外にありますし、何よりドンシャリながら解像度もこの価格帯としては高めで(とくに中音域)低音もやや沈み込みを感じるようになります。

 

あと音像が太いながらも、各音域があまり埋もれないのも良いですね。

フォロワーさんにそのフォロワーさんが自作されたケーブルでリケーブルされたやつを聴かせてもらいましたが…

 

これが本当に良いバランスで、一気に購入したい衝動に駆られました。

結構ケーブルで音の感触変わるので、そういう素直さもあるかもしれません。

 

 

アマゾンで一万円前半で買えるなら正直破格ですし、予算的に二万円前後までで…と考えても、値段的なアドバンテージがあり(正直コスパかなり高い)気持ちよく音楽を聴くモデルとしては、かなり魅力的です。

 

しかし、私には致命的なところが…

私の耳には絶望的に装着感が合わないのです!

これだけ音の評価を高くしてるのに…耳にハマらない。

無理矢理入れれるのは入れれるのですが、痛いです。

僕の耳はどうやら横方向に穴が狭いらしく(耳の返しのとこが大きい?)イヤーピースを色々と試しましたが、結局ベストポジションを得られませんでした。

 

はぁ…つらたん…

 

最近話題のAZLAほどではないにしろ、ハウジングが横方向に広いんですよねぇ…

 

はぁ、つらたん…

 

というわけで、音には惹かれながらもKingは見送りになりました。

 

はぁ、つらたん…

 

 

と、今回のTFZで試聴したモデルの中で、もし自分で買うならEXCLUSIVE 3かなと…

装着感がいけて、音もなかなか良い。

なんせ2pinのケーブルが使えるのがポイント高いです!(この値段帯はリケーブルできるものは、大体MMCX端子)

 

値段的にもアマゾンならもう少し安いですし…

 

結構有力な購入候補です。

 

 

と、ここまでTZFの感想でした。

 

 

 

そして、もう1メーカー…

 

MEZE

ルーマニアオーディオメーカーです。

実は、このメーカーのヘッドホンがかなり良くてですね。

秋〜冬頃を目処に購入しようか悩んでるのです。


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MEZE 99Classics

ウッドハウジングのヘッドホンです。

このヘッドホンは実は去年にかなり気に入ってたのですが、当時約4万円ほどの値段だったので購入するかどうか悩んでるうちに(ちょっと予算より高かった)、その時の代理店が取扱を終了したという経緯がありました。

中古でもあまり出回ってるような機種じゃ無かったので「縁がなかったなぁ」と思い諦めたヘッドホンです。

で、その代わりにDENONのMM400というヘッドホンを購入したのです。

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こちらもウッドハウジングのヘッドホン。

 

 

という風に諦めたのに最近になって、違う代理店さんが取扱をしてくれるようになりました。

 

しかも!前の代理店の時より一万円ほど安い価格で!!!!

これ!超一大事です!!!(笑)

 

で、改めて聴いてみたんですが…本当に味わいと繊細さが両立した好きな音なのです。

 

全体的な音の傾向はウォーム系で低音も心地よい柔らかさと太さで上品。

艷やかな中音域。

そして高音域の繊細さが素晴らしいのです。

このそれぞれの音域の特徴を素晴らしくまとめてくれるのです。

 

これと比べるとDENONのMM400はややメリハリが効きすぎてるというか、ちょっとわざとらしい鳴らし方をするんですね。

(もちろんMM400も素敵なヘッドホンです)

 

99Classicは実にナチュラルな優しい音で本当に耳あまりがよく、高音域の繊細表現まで丁寧に表現してくれます。

 

この音で店頭約26000円ぐらいなので、これはかなりお得だですね。

 

ただ、ポータブルとして使うには折り畳めないですし、メーカーさん曰くイヤーパッドの交換は修理対応にて交換だったりと(現在イヤーパッドのみの取扱がない)、少し使い勝手という意味で尻込みをしています…

 

音はめちゃくちゃ好きなんですけどね…

 

なので、このヘッドホンに関してはしっかりと悩んで購入するかしないか決めようと思います。

 

ああ…悩ましい…

 

 

あと、もう1つのモデルの方も聴きました。


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MEZE 99Neo 

こちらはウッドハウジングではなく、樹脂のハウジングです。

Classicを聴いた後だと、どうしても高音域の繊細さと中音域の色艶が物足りない印象。

 

ただ、価格なりの音質はちゃんと感じます。

Classicに比べるとこちらの方が全体的な押し出し感は出てるので、聴くジャンルによって(シンプルなロックなど)コチラの方が合うのかもしれませんね。

 

逆に99Classicだと、派手な感じのジャンルは、やや上品になりすぎるかも…

 

 

 

 

と、以上が今回の試聴会で聴いた機種の感想です。

 

いつも以上に曖昧な表現が多いと感じられる方もおられるかもしれませんが、あくまで数分の試聴での感想なのでお許しください(汗)

 

 

MEZEに関しては前から気になってて、好きな音ってわかってたんですが、

TFZの今回のラインナップに関したは完璧に不意をつかれました(笑)

 

KINGがかなりいいんですが、装着感ばかりはどうしようもないので、3あたりを買うかどうか…

 

最近、なるべく手持ちを増やさないように(数があっても聴ききれないから)意識しはじめてるので、かなり慎重に吟味しようと思います。

 

今回はここまで!!!!

 

次は製品レビューするなら多分AKのKANN。

雑談系なら新しい試みというか…思い切って私の中で近年稀に見るハマり方をしているアニソンユニットのワルキューレに対する愛について書いてみるのもいいかなと思ってます。(いつになるかはわからない)

 

長々しい記事にお付き合いいだだきありがとうございました☆

 

それでは!また!!!