音楽雑談 超時空ヴィーナス ワルキューレ
ブログの更新ペースが遅いdropです!
さて、色々と書きたい記事があるのですが、今回は私が昨今、超ドハマリしている、あるユニットについて、今回語らおうと思います…
そのユニットとは…
超時空ヴィーナス ワルキューレ!!!!
いやぁ…Twitterで私の呟きを目にしている方々はご存じだと思いますが…
私、ワルキューレ大好き人間なのです!!!
ワルキューレについてご説明しましょう。
アニメ、「マクロスΔ(デルタ)」に出てくる、音楽ユニットです。
去年放送していたアニメで、最近劇場版の製作も決定しました!
この、マクロスシリーズについては、かなり知名度のあるアニメでして、始まりは1982年からシリーズの放送がされています。(わて、産まれとらんがな!)
とても根強い人気を誇るアニメでして。
基本的にロボットアニメにカテゴライズされるのですが、何と言っても「音楽」「歌」というテーマが強い作品です。
シリーズについて語ると、歴史も長いので…
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/マクロスシリーズ
こちらを参照に…
で、正直言うと、私、dropは「マクロスシリーズ」ついて、詳しくありません!!!!
え?だって、そんなに知らなかったんですもん…
アニメというカテゴリーにハマったの20歳越えてからですし…
で、アニメにハマりはじめた頃に、オタク友達から「マクロスF(フロンティア)」という作品は観ておいた方がいいよ!と言われて、(当時放送は終了していた)観てみたんですね。
当時、CDなども販売してる業種に就いてたんですが、店頭にいたときに、この「マクロスF」のCDがメチャクチャ売れてたんですね。
そういう事もあって、気になっていたので観てみました。
そしたら、メチャクチャ音楽が良かったんです!!
もちろん、アニメ自体にもハマましたが…
とにかく!音楽が素晴らしい!!!
当時、働いていたお店で「マクロスF」の簡単なイベントとかもしていたので、お店に出勤したら、何も聞かされてないのに、この作品の主人公のコスプレ衣装一式が私用に用意されていて…
(何故か私だけ…)
実は、私自身、この主人公のコスプレをして店頭に立っていた事があります。
(それぐらいお店が力の入れてた作品)
それぐらい人気のあるシリーズなのです。
さて、そして時は経ち…
マクロスΔのワルキューレについてです!
このアニメとの出会いは…去年の4月頃…
また、マクロスシリーズの放送があるよって事でアニメを録画してたんですね。
で、見始めたのは去年の7月頃から…
思いっきりワンクール遅れて観はじめました。
当時、なかなかに忙しいかったので、アニメを観る時間がなかったのです。
で、やはり「CDが結構売れている」という情報を耳にしていたので、アニメを観るより先にYouTubeで公式が配信している、主題歌のPVを観たのです…
もう…衝撃的でした(笑)
1回観たとき(聴いたとき) からドハマリしてしまったのです。
PVをYouTubeで観た次の瞬間にはTSUTAYAにいました!
すぐCDを借りに行ったのを覚えてます。
そう、この作品にハマったのは「音楽」からハマったのです。
アニメ自体に関しては、ここではあまり触れません。
それこそ、長くなってしまいますし、個人的に「1クール目」の展開は超絶好きなのですが、「2クール目」の展開が雑に感じたので…(笑)
あ、あくまで個人の意見ですよ!個人の!
(それでもドハマリしましたが…)
で、ここからが本題!(前置き長い!!)
超時空ヴィーナス ワルキューレ
(みんな可愛い!)
作品に出てくる5人組のユニットです。
実はこのユニット…現実世界でも声を担当してる人達でライブしてるんですが…
なんと、横浜アリーナ2daysを超満員にするくらい人気です。
横浜アリーナのキャパって確かマックスで17000人だったと思うので…
かなり凄いことです。
しかもアニメスタートのユニットですからね。
うん、凄い…
ああ!行きたかったなぁ!!!!!
そしてキャラを担当してる声優さんが、実際にちゃんと歌ってるんですね。
一人だけ歌唱パートのみ担当ですが。
くわしくメンバーの説明をしましょう。
まずは…
カナメ・バッカニア(cv 安野希世乃)
22才 バトルもオッケー 元ソロアイドル♪
作戦ライブでみんなをまとめる私がリーダー♪
はい!いきなり来ました。
私が現在特にドハマリしているキャラです!
グループのリーダーだけあり、大人の落ちつきがあります。
(元 売れないソロアイドルというのも個人的にポイント高い)
このキャラにドハマリしすぎて、あるモノをこのキャラ仕様に作ってしまったほど…
何より安野希世乃さんの歌声が…素晴らしい…
透明感があって芯がしっかりしてる…
メンバーの中でも歌唱の安定感がいいですね!
安野希世乃さん…本当に好きです(笑)
最近の声優さんの中でもドハマリしてまってます。
はぁ、好き!!
レイナ・プラウラー(cv 東山奈央)
レイナ・プラウラー 15才 クラゲは丸飲みキモカワラブリー♪
ハッキングらくしょー どんな扉もチクチクオープン♪
超絶マイペースなキモカワラブリーです!
なかなか味のあるキャラクターです。
東山奈央さんの声の当てかたがウィスパー系の当てかたなんですが、歌でもキャラ声でしっかりと歌えてるのは、流石だなと…
コーラスパートでもちゃんとキャラ声ですので…
キャラの声を出すのに意外に広い音域で、その声を通せる能力に脱帽です!(笑)
はぁ、好き!!
マキナ・中島(cv 西田望見)
マキナ・中島18才 メカメカきゃわわなセクシー担当♪
ふわふわボディー レイレイのお世話も任せてね♪
ワルキューレのセクシー担当!
というか天使です!!!!
実はアニメを観はじめた頃、このマキナが1番お気に入りでした。
ふわふわしてる様で結構、回りに気を使えるといいますか…それでいてメカニックしてたりと…
なんとも魅力的な…
あと、ワルキューレで1番甘ったるい声を出します(笑)
この声優さんもキャラ声で歌を頑張って出されてますね。
東山奈央さんに比べると、ライブではやや地声の成分が出やすい印象ですが、そのお陰で地味に歌唱が安定している気がします。
キャラ声で歌う人達は大変だと思うんですが、声優としてはやりがいがあるのかも知れませんね!
ちなみにレイナとラブラブです!(百合てきな要素で)
はい!好物です!(笑)
すみません!百合好きですみません!
はぁ、好き!!
三雲・ギンヌメール(cv 小清水亜美 歌唱パート JUNNA)
三雲・ギンヌメール 年齢ヒミツ 正体不明神出鬼没♪
最強歌姫 ミステリアスヴィーナス♪
ワルキューレ最強(?)の歌姫
正体に関してはネタバレになるので語りませんが…
作中でも圧倒的な歌唱力を誇るキャラです(強い!)
このキャラのみ普段のパートを声優さん。
歌のパートのみJUNNAさんが担当されてます。
この手法はマクロスシリーズの定番だそうで…
まあ、歌に関しては力強い説得力のある感じで。
曲によって可愛い歌い方になったりします(不確定性☆COSMIC MOVEMENTなど)
この歌唱パートを担当されてるJUNNAさんは、当初15歳という若さでした(もちろん今でも若い!)
細かい所でいうと「若さ」を感じる歌いかたというか…そういう所もあるんすが。
まあ、この歳の子の歌唱力というレベルでは凄い子です!本当に!
(上目線で言うつもりはありません)
この子をお披露目するために起用したんじゃないか?って思うくらいです!(事実はわかりませんが)
アニメのキャラ的にもミステリアスなキャラでしたし。
その辺も含めてかなりイメージがばっちりハマッてる印象です!
はあ、好き!!
フレイア・ヴィオン(cv 鈴木みのり)
風に乗って歌うんよ ルンがピカって踊るんよ♪
マクロスΔのメインヒロイン!
一番人気のキャラなんでしょうかね、(詳しくはわかりません)
この声優さんも、このアニメでデビューされました。
可愛らし声で、方言なまりの話し方…
可愛いです!(笑)
誤解を恐れず言うなら、前作のマクロスFのランカ・リーに似てる点が多いです。(声の成分含めて)
キャラ声が声優さんの地声に近いのか、キャラボイスでの歌唱のわりに自然な発声というか…
キャラ声の割りには結構、耳に馴染みやすい印象を持ってます。
メインパートナーも多いですし、JUNNAさんと同じく、彼女を推すための起用なのかも…(実際はオーディションで役を勝ち取られてます)
アニメのキャラと特長的な声も相まって、可愛いながら芯のある声のイメージですね!
はぁ、好き!!
以上5人でワルキューレ!!!
歌唱力に関しては色々と掘り下げたいとこも、あるんですが…
正直「歌唱力」に関しては話すと、ちょっと荒れやすくなるので今回は自重します。
リアルでの歌唱力についての会話でもそうなんですが…
人それぞれ歌唱力についてのハードルがバラバラですし。
発声方法やピッチの当てかた、それに関する口角のつかい方や、声帯の状態、身体のつかい方などなど…
どれだけ説明しても、なかなか理解を得られる事が難しいのです…(自分の説明力不足もある)
何を持って「歌唱力がある」というふうにするかが本当に曖昧かつ人それぞれなので。
(逆にいうと色々なスタイルの歌唱力というのがある)
楽器と違って感覚的に「歌える」ものだったりするのでね。仕方ない!
(個人的に歌を歌うことは身体という楽器を演奏する事だと思ってるので、基礎が出来ていないと本当に難しいと思ってます。それぐらい複雑な楽器)
この辺を分かりやすく掘り下げれるようになりたいというのが、今後のdropの課題です(笑)
ここでは、簡単に!
キャラボイスで歌を歌う事の難しさだけわかっていただきたいと…
しかも、それを実際のライブでする。
そこには本当に感心します。
と、話を戻しましょう!
この個性的なキャラクター(声優陣、JUNNA)が織り成す「歌唱」がとても好きです!
5人のボーカルがいるのと、それぞれの個性を出すように曲作りをしているのか…
ボーカルのパート分けとコーラスワークがメチャクチャ良いんです!
(かなり考えてパート分けされてるように思います)
自分はオーオタでもあるので、イヤホンやヘッドホンで、この各パートを聴き分けるのがとても好きです(笑)
で、アニメ発祥のユニットというのもあって、歌ものとして、とても聴かせどころをわかっている音作りだとも思います!
ひたすらに気持ちいいんですよ。本当に(笑)
あと、何といっても単純に楽曲が良い!
前作のマクロスFと比べると、個人的に「センス」があると思うのは、実はマクロスFの方です。
天才的なセンスと言いますか…
これは前作のFの音楽の担当が「菅野よう子」さんであるとこが大きいかと思います。
特にシェリル・ノームの楽曲なんかがそうなんですが…
メロディーラインと歌詞のチョイス(歌詞の乗せ方)が神がかってる、天才的なセンスだと思いました。
そして、マクロスFの凄いところはアニメ作品ありきの楽曲の作り方というか…
マクロスFという作品ありきで(世界観)、曲を作り上げてるという印象があるんですね。
これと細かく言うと長くなるので、説明は後日機会があれば…詳しく…(笑)
で、マクロスΔに関してはと言うと、どちらかというと曲ありきな楽曲作りな印象を持ちました。
この感じた違いが伝わるか不安ではあるのですが…(笑)
まあ、マクロスΔに関しては楽曲を色々な人達で作っていると言うのと、楽曲を作るときにかなり「自由につくって良い」と言われるようです。
(ある人のインタビュー曰く)
なので、かなり自由さがあるのかなと…
故に、マクロスFの時の楽曲は「歌詞が伝わりにくい(わかりにくい)」(特にシェリルの曲)という評価がある程度あったのに対し、マクロスΔの楽曲は比べると「歌詞がとてもわかりやすい」楽曲が多いんですね。
マクロスFはどちらかと言うと歌詞の乗せかたが「洋楽的」なんですが、マクロスΔは「邦楽(誤解を恐れずいえば、やや歌謡曲的)」なんですよね。
(もちろん楽曲にもよりますが)
メロディーラインも含めて…
そのへんも含めて、天才的なセンスを感じるマクロスF楽曲、耳馴染みの良いマクロスΔ楽曲。そんな感想を持ってます。
※すべて個人の感想です!
(ここ重要)
で、ここ数年、女性ボーカルものを聴く機会が多くなった私には、複数ボーカルのパート分け、コーラスワーク、少し歌謡曲的なメロディーラインと日本語が伝わりやすい歌詞のチョイス。
この辺がバッチリ自分にはまったのです!!!
いやぁ、まさか自分でもこんなにドハマリするとは…
人生というのは何と出会って、どうなるか本当にわからないものですね。
ライブBDとかメチャクチャ観返してますが、本当に飽きない!
あと各歌唱も魅力的なんですが、ダンスの振り付けもツボにはまります。
何かと自分の感性に訴えかけてくるんですよね!本当に(笑)
もっと魅了を伝えたいところなんですが、長くなりすぎるので、この辺で区切ろうと思います(笑)
語り尽くせません!本当に!(笑)
今後、劇場版の製作も決定したので、文字通り「ワルキューレがとまらない」のですが。
アニメのユニットだけあって、作品が節目になれば、解散してしまうという宿命が待ち構えてるとも思ってます…
それが心配で心配で…
本当に出切ることなら同じアニメ発祥のユニットミルキィホームズくらい息が永く続いてほしいです。(笑)
いや!本当に!続いてください!
なんでもしますぅ…なんでもしますからぁ…(ん?)
さて、今回はここまで!
また、時間と機会があれば「楽曲の紹介」なんかもしたいですね。本当に。
次回はカスタムIEMについてブログ書きます!(宣言!)
多分「デザイン編」と「音質レビュー編」に分けて!
そう、このワルキューレの記事はある意味、前日作ったカスタムIEMへの前降りでもあるのです(わくわく)
それでは次回!!!
お付きあいいただきありがとうございますm(__)m
DAPレビュー AK KANN
さてさてさて!
今回はDAPのレビューでございます!!!
結構、皆さんが気になってるようなDAPかもしれません!
そう!今回の機種はこちら☆
Astell&Kern KANN
※画像はイメージです
http://www.iriver.jp/products/product_149.php
詳しくはコチラ♪
ポタオデ界では圧倒的人気&知名度を誇るAstell&Kern(通称AK)シリーズ!!!
本当に人気の高いシリーズで、昨今のポタオデブームを牽引しているDAPシリーズの1つでしょう。
そのAKシリーズの中でも異端児と言われている(私が勝手に言っている)DAPがこのKANNなのです。
簡単に説明しますと、このAKシリーズには大きく分けて三種類の分類分けがされてます。
まずは…
「コアライン」
AK300、AK320、AK380など
AKの代名詞的なシリーズです。
AKと言えばこの音!と言わんばかりの高音質DAP。
音のバランス、解像度、音の粒の広い方。どれをとっても非常に高評価のDAPシリーズですね。
個人的にはとても美しく繊細な表現もキレイに鳴らすようなイメージです。
実にファンの多いDAPです。
最も高い値段帯(AK380)のもので発売当初は約50万円してました。
まさに「高級DAP」の代名詞的な存在。
(一番安いAK300あたりは発売当初で約12万円ぐらい。比較的安い。)
「カジュアルライン」
AK70
AK入門用!と言えば誤解を生むかもしれませんが、要はエントリーモデルのようなポジションです。
発売当初は約6万円前後の価格でした。
エントリーと言えど侮れません!
なんて言ってもサイズ感、機能性、音というバランスで言えば、現状「ポータブル」という用途において、とても高い完成度を誇ります。
個人的に「ポータブル用途のDAP」として現在1つの完成形では…と思っています。
サイズ感が良くて機能性(拡張性)高くて音も良い。
カラーバリエーション(限定色ですが)もかなり多く発売されました。
そして、
「パフォーマンスライン」
今回の記事の主役KANNがこのシリーズです。
※画像はイメージです。
価格は発売当初で約12万円ほど。
簡単に私なりに説明させていただきますと…
とにかく、DAPとして出来る限りの事を、この1台に詰め込みました!
といった感じです。
簡単に言いすぎて逆にわかりにくい?
というわけで少し細かく説明を…
まず高出力であるということ!
DAPというのは、能率の高いヘッドホンなので音楽を聴くときに、どうしても音量が取りづらい時があります。
これはDAP側の出力が足りない時によく陥る症状なんですが。
そういうときに、ポータブルアンプなるものをDAPに繋げて音楽を聴くという方法があります。
読んで字のごとく、外付けでアンプを繋げて出力を底上げしようということです!
上記に上げたAK「コアライン」なんかは、メーカーがそのDAP専用のアンプモジュールを販売してるくらいです。
写真で説明!
ここに値段帯的にKANNと近いAK300あるじゃろ?
これを…
このコアライン専用のアンプモジュール(AK380AMP)と繋げて…
こうじゃ!!!!
うん、かっこいいですね!合体ギミックは男のロマンです!
こうすることに寄ってDAP側の出力の足りなさをアンプと繋げて補うのです。
(もちろん音色が変わったりもするので、その変化を楽しむという用途もあります)
で、話は戻ってKANN君です。
このKANNはなんと!
上記で説明したアンプ(AK380AMP)と同じレベルの性能のアンプかすでに組み込まれてます!!
つまりKANN単体で能率の高いヘッドホンを楽々駆動できる出力があるのです!
うん、これは凄いです。
AK380AMPって発売当初たしか8万円~9万円くらいしてたと記憶してるので、この事からも単純にKANNのお得感というか意地みたいなものを感じてしまいます。
次にメモリー!!!
本体のメモリーが64GB
加えて
SDカード1枚
microSDカード1枚
を挿して使えます。
基本的にこういうDAPってmicroSDしか使えないのですが、このKANNはSDカードも使えるという親切仕様!
これら以外にも
・2.5mmバランス端子
・ラインアウト(しかもかなり高性能)
・MicroUSBによってデジタル出力も使えるし、USBDACとしても仕様可能。
・大容量バッテリーでスペック上約14時間の連続再生が可能
まさに、これ1台に詰め込める機能詰め込みました!というDAPですね!
なにがいいかって、単体で音を鳴らしきるように作ってるのに、拡張性にも余念がないのですよね。
正直、AKの中でも意欲作なんじゃないかと思ってます!
まあ、このコンセプトにかなり惹かれました!
と、シリーズの分類とKANNのおおまかな紹介はこれぐらいにして、次はKANNの使い勝手について。
改めて写真で紹介!!
…すみません。このクソコラシリーズがどうしてもやりたかっただけなのです。
真面目に行きますね。
まず前から…
こいつ!立つぞ!!
はい、しっかり安定して立ちます(笑)
横から。結構厚みがあります。
後ろ。ちょっとシェイプされてるのがわかりますね。
この形状のおかげで厚みがあるボディーなんですが、結構持ちやすいです。
あと鞄のポケットなんかにも入れやすいです。
意外に考えてデザインされてると思います。
デザインに関しては人それぞれ感じるとこが違うと思いますが、僕は「かわいい」って思ってます。
ほら、柄というかなんというか…色は全然違うけど…
伊達巻みたいやん?
ね?(威圧感)
まあ、上下に意外にコンパクトですし、厚みはあるけど形状のおかげで持ちやすいです。
何よりDAP+ポタアンで持ち運ぶ事を考えると、かなり持ち出すのが楽に感じます。
お次に上面!
フィルムが貼りっぱなしなので、汚くみえますが…
ご覧の通りの配列です。
下面!
各カードスロット。
データ転送+充電用のUSB typeC
USBデジタル出力+USBDAC用のMicroUSB
お次に
ボリュームノブ。横方向に回すので鞄のポケットなどに出し入れしても誤作動が少ないです。
あと、各物理ボタンのクリック感がめちゃめちゃ気持ちいいです!!!!
操作してて楽しくなります(笑)
ホーム画面
AKシリーズお馴染みの配置です。
レスポンスも良い。
これがAKシリーズが人気である理由の1つだと思います。
迷わず直感的に操作出来る!
つまり使いやすい!!
アルバム一覧。
アートワークを眺めるのが好きなので、こんな風に並べて見れるとうれしいし、アルバムを選びやすい!
フォルダ一覧。
私の場合、
本体にアルバム数の多いアーティスト
SDカードに邦楽&洋楽
microSDにアニソン&サントラ
という風に分けて入れてるので、フォルダ別で探しても見つけやすいです。
簡単なメニュー。ワンタッチで色々変えれます。
こちらもAKシリーズお馴染みのボリューム画面。
はっきり言ってかなり使いやすいです!
シンプルだけど、考えてある。そんな感じですね。
あと、バッテリーの持ちもかなり良くてですね。
私は通勤時間が往復で3時間から3時間半ほどかかりますが…3日間は余裕で持ちます。
(ハイゲイン&ボリューム45~70前後)
体感的に12時間~13時間は持ちそうな感覚です。
って、これほぼカタログスペック通りやないかい!!
すばらっ!!!
では、肝心の音の評価にまいりましょう!
音に関してはリスニング寄りの気持ちのいい鳴らし方だと思います。
ただ、AKシリーズとしてはちょっと人を選ぶ音かな?と思います。
例えばコアラインのAK300と比較してみます。
最初の説明でコアラインのことを「AKシリーズと言えばこの音!」みたいな表現をしましたが。
AK300の個人的な感想
・スッキリした空間表現
・音が扇状にひろがっていくイメージ
・音の粒だちが細かく上品。
・派手さを目指した音作りでなく、気持ち細目の輪郭の音でかなり真面目な音作り。
・中高音が繊細かつ聴きやすい。低音もしっかり鳴る。
・バランスがフラット寄り。もしくはやや中高音寄り。(低音域とそれなりに出てるのでバランスに関しては人の評価が違うかも)
そんな印象を受けました。
これをAKシリーズの機種の音の基準と考えると…
KANNの個人的な感想
・濃いめの空間表現
・中音域に向かって音が寄っていくイメージ
・音の一体感を持たせたような鳴らし方(音のノリが良い)
・中低音域の存在感が強い
・解像度は高い。かつ音の粒だちもかなり感じる。
・各音域の押し出し感が強め。音の厚みも感じる。
あと、ハイゲインとローゲインで聴いたときの音の印象が結構違います。
ローゲインだと、ややゆったりとした印象の鳴らし方。
ハイゲインだと「パリッ」とした鳴らし方で音の押し出しも増します。
簡単に言うとこんな印象。
AK300と比べると、かなり違った印象です。
正直、AK300の方が空間が広いですし、音源やイヤホン、ヘッドホンなどの特徴をしっかり拾ってくれる印象があります。
KANNはどちらかというと、AKシリーズの解像度の高さや音の細かい粒だちもは感じつつ、音のノリの良さ、一体感、中低音域の迫力で聴かせる感じです。
つまり、ある程度、どんなイヤホンやヘッドホンで聴いてもKANNの音で聴いている!と言ったタイプのDAPかなと。
音の粒だちのよさ、解像度の高さという共通点があっても、結構印象が違いますね。
KANNはどちらかというと、同じAKシリーズでもAK70の音作りに近い印象です。
なのでAKシリーズにAK300などのコアラインから入られた方には違和感のある音。
AK70のカジュアルラインから入られた方からすれば、AK70を派手にしたような感じの音。(比べると解像度も高い)として受け入れやすいのかなと思います。
この辺がKANNの評価が別れる所以なのかと…
KANNの音を悪く表現すると
・やや作られた感のある音
・AK300に比べ上下方向の空間が狭い
・中高音域に向かって高音と低音が寄ってあってるので、音源によっては不自然な位置にベースラインがきたりする。
(イヤホンの空間表現が上下に狭いタイプだとよくわかる)
・どんな機器と繋いでもKANNの音を鳴らすので、イヤホンやヘッドホンの純粋な評価がつきにくい。
逆にKANNの音を良く表現すると
・音楽を気持ち良く楽しく聴くためのチューニング
・AK300に比べて音が一体的、ノリの良さがある。
・ライブ音源やライブBDをパソコンでUSBDAC機能で繋げて聴くと、ライブ特有の鳴らし方が表現出来てる。
・リスニングに向いているサウンドバランス&チューニングながら解像度かしっかりと高く、各楽器の輪郭をしっかりとなぞれる。
・どんな機器と繋いでもKANNの楽しく気持ちの良い音を鳴らしてくれる。
何故このように、わざわざ良い印象と悪い印象で捉えたかというと、私自身AK300を買うかKANNを買うかでめちゃ悩んだからです。
モニター的な使い方をするなら断然AK300でしたし、楽しく音楽を聴くならKANNでした。
自分の場合は、どうしても1台だけしかDAPを持てないとなると、多分AK300を買っていたかもしれません。
結構、イヤホンやヘッドホン側の評価をしっかりとしたいタイプなので、その観点から見ると上記の悪い印象が目立ったんですね。
(AK300の音は美音でしっかりと鳴らしてくれるので)
で、何故KANNを買ったかというと、AR-M20という真面目かつイヤホンやヘッドホンの分析に使いやすいDAPを持っていたから。
そう、2台持ちして使い分けれるから断然KANNを選んだ方が楽しいわ!って思ったのです。
なので上記の良い印象の捉え方はこのようにおもった場合の印象です。
つまり好みの問題です!(笑)
おなじ音を聴いても、上記のように悪い表現側で捉えるか、良い表現側で捉えるか…
それによって印象が変わるのかなと。
AKシリーズとして、今になって新しいもの作りを持ってきたような機種なので、必然的に評価が別れるのかなと…
AKの音!っていうのが、かなり確立された時に発売されたので、最初に「異端児」と表現したのはこういう意味もあってです。(笑)
ただね、もの作りとしては出し惜しみが一切ないんですよね。KANN君。
かなり高出力ですし、SDカードとmicroSD両方使えるし、ラインアウトの性能いいですし、USBDACの性能も良いですし…
「パフォーマンスライン」の名に恥じない、むしろ胸を張って言えるようなDAPだと思います。
本当に妥協なし、てんこ盛りDAP!!!!
あと、一点アドバイスをするなら、このKANNは鳴らし込まないと本来の性能を発揮出来ないと思います。
このKANNを購入するにあたって、いろんな人に相談したのですが、あるこの手の製品に詳しい方が「KANNは80時間は鳴らし込まないとダメだから、買ってもしばらく我慢して鳴らしてね」とおっしゃってたんです。
で、私、このKANNを中古で買ったのですが(予算の都合上)、それでも最初のうちはやや眠たいような鳴り方をしてました。
音の押し出し感は感じるのだけれども、輪郭がボケてるというか…ボヤッとした印象というか(特に中高音域)
ローゲインの時にそれを感じて、ハイゲインにしたらある程度はパリッとした鳴らし方をしてくれる。
そんな感じ。
で、じっくり鳴らし混んでいきました。
自分が使って約20時間ほど経過したあたりから、ローゲインでも輪郭がしっかりと出るようになりましたし、全体の音のノリも良くなったと感じました。
それはお前の耳が慣れたからやろ!と突っ込まれれば何もいえないのですが(笑)
体感としてそういう変化を感じだという事です。
中古で買ったので、前の方が何時間くらいならしたかっていうのは定かではありません。
自分が買ってからこれぐらいの時間で音に変化があったよ!っていう報告です。
個人的な機能で「これ!凄いぞ!」と特に思ったところは、バランス接続での鳴らし方です。
今現在自分はバランスで繋げるイヤホンはqdc2SEしか無いのですが。
(バランスで繋いでます)
アンバランスと比べてかなり違いが出ます!
比較対象として、先日まで持っていたポタアンで「soundroid vantam r627」という物を使ってたのですが、こちらのポタアンでハイゲイン&バランスで聴くと、気持ちよく音が広がるし楽器の距離感もわかりやすいなぁ…って印象で聴いてたのですが。
(これね。画像はAR-M20とアナログ接続してますが、上記の評価はXduoo X10とデジタル接続したときの評価です。)
KANNの出力をハイゲンでバランスでqdc2SEで聴くと、不自然なくらいの空間の広さ&音の張り出し感&楽器との遠い距離感になりました。
もともとqdc2SE(2BAモデル)がスッキリ横に空間が広い系のイヤホンなのでそう感じたのかもしれません。
多ドラ&音の濃いめの凝縮されたタイプのイヤホンだと、音の違いを感じながらも自然な広がりに感じるかもですね。
今度試さないと!
ちなみにローゲインで聴くとかなり自然ながら広い空間で聴けます。音の張り出し感はやや強いですが。
そしてUSBDAC機能が素晴らしい。
PCとKANNを繋いで、よくライブBDを観賞するのですが、ライブ特有のノリの良さと音の濃いめの一体感がKANNを通してより良く感じるのです!
ライブ音源やBDを観る際に基本的にヘッドホンのdenon D600を使ってるのですが、
(これね!)
KANNで聴くときに限り、上記のシチュエーション…
qdc2SE&ハイゲン&バランス接続で聴くとめちゃめちゃ気持ちがいいんです!
普通の音源を聴くとわざとらしく鳴りすぎて不自然な感じになったのですが、ライブBDを観賞するときに使うと、逆にそのわざとらしさが活きるのです(笑)
これは完全に盲点でした…
なんか色々と遊べるなぁ…KANN!!!
しかも「DAP絶対に単体で運用するマン」といわんばかりに、持ってたポタアンを全て売って、このKANNを買ったのですが。
うっかり店頭でアナログアンプとKANNと繋げて試聴したら…
え?何これ?わしの知っとるアナログアンプの鳴りか方やない!といわんばかりの音の鳴りをしやがりましてですね…
…こんなにラインアウトが優秀なのか。
こんなんポタアン欲しなってまうやん!!!
って状況に追いやられてます。
いや、マジで凄いよ?このラインアウトの性能…
(DAP絶対に単体で運用するマンの意思の弱さ!)
さて、概ねKANNの説明終わりましたかね☆
あ、そうだ、気になった点を書いてませんね。
まず1つは「使ってると本体が発熱する」というとこ。
けど、ぶっちゃけ、そこまで熱くはならないです。普通に持てますし。
夏場にがっつりと使用しましたが、ある一定の熱さ以上にはなりません。ほんのり発熱するぐらい。
この辺は気になれる方は気にされるかなと思ってあえて、書きました。
もう一点!
たまに電源が入らなくなる!
ここなんですよね。最初に中古で買った機種は、購入して1週間で3回ほどこの症状が出ました。
eイヤホンさんで買ったので、あっさりと迅速に交換してもらいました。
(個人的にeイヤホンの中古の保証の対応は早くて好き)
で、新しい機種に交換されてしばらく使ってるんですが、現在までに2回ほど同じ症状が出てます。
多分、何か原因というか条件があるのではと思ってるので様子見してます。
(ちょっと置いておいたら電源は普通に入る)
よく考えてみると、ある一定期間操作してないと自動で電源が切れるように設定しててですね。
その症状が出たときってのが、自動で電源が切れた時なような気がするので、今はその機能をオフにして手動で電源を切ってます。
そうすると比較的その症状出ないような…
また、症状がよく出るようならメーカーさんに一回質問投げようかなと考えてます。
個体差なのか…何なのか…
この辺は何かの原因があってファームアェアアップデートとかで改善されるかもしれまさんし、何とも言えないですね(汗)
保証もたっぷり残ってるのでじっくりと探りましょうかね…
以上がKANNのレビューです。
何より自分で驚いているのは…
自分が思ってた以上にKANNの音に夢中になっているという事です。
購入するときに「もしかしたら飽きるかな?」なんて思いながら購入したんですが、かなりぞっこんです(笑)
何って原因はシンプル!
音楽を聴いてて凄く楽しいのです♪
最近レビュー何かを書くようになってですね、正直「音の分析」に比重を置いてる事が多かったんですよね。
今、思うと。
(大した耳でもないのに)
で、そんなときに、このKANNを買って…音楽を聴いて、「ひたすらに楽しく音楽を聴く事」の大切さが再確認出来たような気がします。
楽しく聴けるのに解像度も高いし、バランスが破綻してるとかでもないですし。
まあ、10万円超えのDAPで音が悪いなんてことはめったにありません。
基本的にどのDAPもこの値段帯なら基本的な音の水準は満たしてます!(しかもかなり高レベルで)
何回もいいますが、あとは好みの問題です!
(笑)
あと、自分で買っといてなんですが、このKANNも順調に値下がりしてきてます。
かといって個人的に発売当初の12万円という価格が高い値段設定だったか?というと
事は思いません。
なんせ機能てんこ盛りDAPの代表格になるんじゃ?って思うような機種ですんで。
それが順調に値下がりしていく。
つまりコスパがかなり高くなっていくと思います。
そして、どうしてと「AKの音はこれ!」という固定概念があると少し評価として下げてしまう人もいるのかな?って思います。
現在進行形で値段もこなれてきてますし、是非とも「そういう概念なしで、純粋に音を聴いてみてほしい」そう思います。
そうしてフラットな感じで聴いたときに「これ!楽しいじゃんよ!」ってなる人がいるのじゃないか?そう思ってます。
…
いやぁ、しかし長くなりましたね(汗)
今回の記事に関しては、かなり熱が入ってしまいました(笑)
ここまで、お付き合いいただきありがとうございます☆
次の記事は何にしようかなぁ…(わくわく)
それでは!
あ、最後に1つだけ。
すみません!どうしてもやりたかったのです!(笑)
それでは、また!
音楽雑談 偏見と私がアニソンが聴く理由
今回は雑談系です!!
ちょっと変わった題材なんですが…
テーマは!
偏見について
と
私がアニソンを聴く理由
です!
さて、何でこんな事を書こうかと思ったか。
アニソンがオリコンなどで、結構上位にランクインされたり、露出自体が多くなって結構時間が経つと思うんですがね。
偏見もあってか、むやみにバカにする人が結構存在するんですよね。
まあ、先日実の兄と話をしてたら「最近音楽何聴いてる?」という話題になって「またアニソンにハマってる」と答えたんですよ。
そしたら「まだ、あんなん聴いてるんかいな?!」って感じてちょっとバカされたんですね(汗)
で、アニソンを「あんなん」と言う理由は何か?と質問したら、理由があんまりくてですね…
実にふわっとした感じでとりあえず否定してる感じだったのです。
まあ、イメージというか偏見ってやつですよね。(兄は結構偏見で物をズバズバ言うタイプ)
この偏見ってのがなかなか、やっかいでして…
兄に限らず、そういう人に何か気に入らないかって聞いても「アニメの曲なんか…」みたいな事を言われたりします。
で、色々と話をしてたりしてもですね。
結局、アニソンを聴いてないしアニソンの事も全然知らなかったりするんですよ。
これ自体はまあ、人の自由なのでいいんですが。
僕が少し違うんじゃないかなって思うのは、知らない事を理由もなく、調べもせずに、ただただ否定するのはどうか…というとこなのです。
知らなければ知らないでいいんですが、否定するなら「否定するちゃんとした理由」が必要だと思うんですね。
理由も知識もなく、ただただ批難するのは、どちらかというとただの「悪口」なんじゃないかと思うのです。
この件に関してはどのジャンルにも当てはまるんですが
よく日本人は「批評が出来ない」なんて言われたりします。
説明させてください!
批評の本来の意味はこちら
《名・ス他》よい点・悪い点などを指摘して、価値を決めること
なんかの辞書サイトから引用させていただきました(なんか手抜きですんません)
つまりちゃんと良い点と悪い点を指摘出来なければいけません。
そういうところを踏まえた上で評価するわけですよ。
そのためには、その対象となる物に対する知識が必然的に必要となりますよね?
よく人の話を聞いたり、ネットの書込みとか見てると、自分がそれに対する知識が無いのに、一方的にバカにしてたりします。
で、それって批評じゃなくてただの悪口じゃん…
って、よく思ってしまうんですね。
なので、もし否定するのであれば、それなりにそのジャンルの事を知ってほしい。なんて思うのです。
で、話を少し戻しまして…
アニソンというジャンルについて、アニソンにはアニソンの良い点があると個人的に思っているので、そんな人に少しでもわかってもらえるように、ちょっと自分がアニソンを聴く理由でも書いてみようかと思ったのです。
…うん。相変わらず面倒臭いやつですよね!僕って!
では、行きましょう!!!
まず、私がアニソンにハマるきっかけから…
実は私は、アニメというものにハマったのは20歳を超えてからなんです。(現在33歳)
男の子がだいたい通るであろう「ガンダム」でさえ、ちゃんと観たのは高校3年生の頃だったのです。
当時付き合ってた彼女(結構年上)に「ガンダムは観てないと損するよ!」と言われ、ビデオを貸してもらったんですね。
(ビデオだって!時代を感じるね!)
しかもその時の彼女が結構あれでしてね、一緒に頭文字Dのアニメのビデオも貸してくれるような人で…
頭文字Dは漫画で集めてたのですが、アニメを観たのはこの時が初めてでした。
その時に小学校の頃以来ぶりに少しアニメに触れたぐらいのレベルでした。
そして時は経ち…
そう、あれは確か自分が22〜23歳頃の時ですかね。
何気に深夜にテレビを観てたんですよ。
今でも忘れません!あるアニメがたまたまやってたんですよ。
そのアニメの名は「ひだまりスケッチ365」
正直、衝撃的でした。
アニメの表現方法も独特で惹かれたんですが…
なんやねん!この可愛い子たち!!(驚愕)
ってなりましたよね…
はい…ビックリしました…
急に何かに目覚めちゃったのです(笑)
で、毎週観るようになるんですがね。
OPの曲に…驚愕します。
「?でわっしょい」という曲なんですが。
なんなんだ!!この弾みっぱなして元気なかわいい曲は!!自由か?!これが自由なのか?!!!
という感想を持ちました…
というのもですね、当時自分は音楽をしてまして、作詞なり簡単な作曲なりも勉強してたのです。
で、音楽をするにあたって、参考として邦楽とかをジャンルに問わず色々と聞いて自分なりに勉強してたんですよ。
自分の人生において普通に聴いてきた曲。
勉強するために聴いてた曲。
そのどれにも当てはまらない感じの曲だったのです。
で、こんな性格なので、この曲の何がこんなに凄いのかって自分なりに考えます。
その時に感じた事がコチラ
①曲の始まりから終わりまでテンポやメロディーラインが弾みっぱなし
②メロディーラインに対して歌詞の乗せ方が何気にセンス抜群。言葉のチョイスが新鮮。
③声がかわいい(声優によるキャラボイス歌唱)
④当たり前だけどアニメ自体のイメージがバッチリハマっている
⑤アニメのイメージにハマってるのに、めちゃくちゃ自由に作ってるように感じる
簡単に説明するとこんな感じでした。
(本当に簡単にです。細かく説明すると長くなる…)
そして簡単に解説
①…そのままです。この弾みっぱなしなおかげで一曲聴き終わった時に、何か謎のやりきった感というか「ビリーズブートキャンプ」をやりきった後のような充実感を感じました
(ああ…今の子には絶対に通じない…)
②当時、私が聴いてきたどの曲にも当てはまらない、歌詞(言葉)のチョイス。アニソンでしか使わないような、許されないような歌詞ですよね。
③そのアニメの登場人物(声優さんによる歌唱)が歌ってる。これ自体が初めて触れる世界でした。
④当たり前です。このアニメのために作ってる、完全オーダーメイド曲です。アニメの映像とのリンク具合(曲のリズムと絵がちゃんとリンクする)が新鮮でした。
⑤曲なので、もちろん法則性にのっとって構成はされてます。けど、ここまで自由にやりたい放題した曲なのにアニメのイメージにピタッとハマってる。
まあ、初めてづくしの事だったのですが…
実際OAされるOPの約1分半ぐらいの時間で、そのアニメの世界観を表現するすごさ。
これも重要なポイントです。
今までドラマのタイアップ曲とか色々と観て聴いてってしてきましたけども、正直、あまりドラマのイメージにあってなかったり。
無理矢理タイアップしてない?それ?みたいな事も多かったんですよね。
(アニメでもそういうタイアップがあるっちゃあるんですが)
もちろん、ちゃんと作品(ドラマや映画)のために描き下ろしてる曲も存在します。
しかし、ここまでやりすぎなくらいハマってるのは新鮮でした。
で、ここから色々なアニメにハマり、アニソンにハマりって道が始まって行くのですが…
基本的にこういうアニソン(登場人物が歌うような物は特に)は、そのアニメのためだけに、そのアニメのイメージを表現するために、しかもOAされる1分半くらいの時間で伝わるように、そのためだけにスタッフをかき集めて作られる完全オーダーメイド作品なんですよね。
しかもこれだけ、色々と制限されそうな条件の中であっても何故かめちゃくちゃ自由な感じで作られてる曲がいっぱいある。
これってめちゃくちゃ贅沢な事ですし、めちゃくちゃ難しい事だと思います。
(アニメは商業ですしそういう展開で物を作るのは当たり前な事ですが)
こういう色んな要素がいっぱいあって、私はアニソンが好きなのです!
そして最近は邦楽もジャンルが細分化されすぎてて、露出自体もどんどん減っていってます。
変な話ですね、何を聴けばいいのかわかりにくくなってきてる様に感じるんです。
(自分で選べと言うことでしょうが…)
よく、邦楽は90年代をピークに衰退した。なんて言われますが、各ジャンルのクオリティとしてはむしろレベルが上がっていってると思います。(このへんが意外に誤解されがち。)
〜90年代までの邦楽というのは、ジャンルの分け方が今に比べると曖昧さがあって、そのおかげもあって逆に、聴く側がジャンル毎にバラけにくかったんだと思います。
(説明が難しい)
だから世間的にヒットしてた曲ってのが、みんな共有できてたと感じますし、音楽を聴く事をが1番身近な娯楽になっていた気もします。
2000年代に入り、各ジャンルの細分化が始まり、そのために「自分が聴くのはこのジャンルだっ!」って人が別れていったイメージがあるんです。
そこから色々な技術の発展により、身近に感じる娯楽がドンドン増えていき、ダウンロード販売などか主流になりはじめて、CDが売れなくなり、ジャンルの細分化が進んで行って販売枚数が少なくなって来たCDがさらに各ジャンル毎にバラけていく。
そうなると各アーティスト単体のCD売上ってドンドン減っていきますね。
だからアーティストの活動の中心がCDを出すことより、ライブをすることに変わっていく。
(CDが売れないのでライブで稼ぐ。アーティストとして活動するためには必要なこと)
すると、どうなるか…
CDの販売ペース(新曲の発表ペース)が遅くなってきますね。
ベテランアーティストになると余計に。
ハイペースで曲を発表するのは、CDの販売がかなり見込めるアーティストばかりになります。
もちろん全てがこれに当てはまらないですがね。
何か言いたいかと申しますと、邦楽というジャンル全体での流れ(サイクル)がやや鈍っていっているように感じるのですよ。
90年代までの邦楽のサイクルの速さが異常だったともいえますがね。
アニソンというジャンルに関しては、そのジャンルの中だけの話なのに、かなりサイクルが早いのです。
3ヶ月毎にかなりの数の新しいアニメが始まります。
その度にOP ED曲やキャラソン。それに加えて声優のアーティストとしての売り出し方がかなり増えてってますね。
劇場版アニメの主題歌が発売されます。
プラスでアニソンニユットが定期的に曲を発表したり…
なので次から次へと曲が発表されるので、個人的に退屈しないのです。
変な意味、90年代前後の邦楽の流れに似たものが、アニソンというジャンルの中だけで起こってるようにも感じます。
この辺も私がアニソンを効くことが多くなる理由の1つでもあります。
こういうサイクルの速さによるジャンルの活性化を感じたりするのです。
こういう色んな要素がありジャンルとして私はアニソンというものに、とても興味を惹かれているのです。
すみません。長々とダラダラと説明させていただきました。
これでも、かなりかいつまんで説明してるんです(汗)
もちろん、単純に楽曲が好きだったり、アニメが好きだったり、声優が好きだという理由もありますがね!!!!(1番大事!)
と、まあそのジャンルには、そのジャンルの魅力というものがあるものです。
と、こういこ事を先日、兄との会話の中で説明したんですね。
正直「おう…」とやや引かれたものの(笑)「悪く言ってごめん、そんなにちゃんとしたものとは知らなかった」と言ってもらえました。
歴史的和解です!(笑)
ただ、まあ…それを踏まえた上では「普通は音楽聴くときにそこまで考えて聴いとらんぞ」と笑われましたが。(それもそうか…)
ただ、やはり偏見ってものはなかなか無くならないものですよね。
その偏見のせいで傷つく人も少なからずおられるとも思います。
そして偏見のせいで自分の世界か狭くなって、もっと広く楽しめる事が楽しめなくなったりもします。
なのでむやみやたらに否定したりする事なく、楽しみ方の幅を広げて、理解しあいたいものですよね☆
今回はここまで!
本当に面倒臭い記事にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(__)m
試聴レビュー TZFとMEZEを試聴会で聴いてみた
今回のブログネタはeイヤホンで開催されていた、2つのメーカーの製品について。
今回取り上げるメーカーはTFZとMEZEの2メーカー!
普段ならTwitterの方で簡単な感想をTweetして終わりってするのですが、ちょっと個人的に気に入ってしまったので、ちょっとこちらで取り上げてしまおうという流れです(笑)
試聴レベルのレビューなので、あくまで音の印象としてのレビューです。
正直今までのレビュー記事より内容はペラッペラの薄さですので、そのへんはご了承ください!
まずはコチラ
TFZのイヤホン
TFZは中国のメーカーです。
イヤホンの細かいスペックはいつものように割愛しますが、今回の聴いたモデルは全てダイナミック型のイヤホンです。
なぜこのメーカーが気になったかというと、KINGというモデルがあるのですが、このモデルがTwitterでかなり好評な感想が多かったんですね。
で、仲良くしてもらってるフォロワーさんが購入されて、先日オフ会をした時にそのフォロワーさんに少しお借りして試聴させていただいたのです。
その時の音の印象がめちゃくちゃ良かったので、メーカー試聴会で一気にこのシリーズを聴いてみようと思ったのです。
全てリケーブル化で2pin端子を採用されているので、その辺も含めて気になったというところですかね。(今、2pinのKJMケーブルを1本余らしてるので、せっかくなら使いたいなぁという願望もあり)
では、 順番に行きましょう!
・EXCLUSIVE 1
価格はおおよそ6000円後半。
写真の1番右のモデルですね。
樹脂ハウジングモデルです。
なんかウッドハウジングっぽいモデルもありますが、メーカーさんいわく「ウッド風のプリント」だそうです。
音はまあ、この値段帯としては頑張ってるのかな?という印象でした。
この記事を書いている時点でアラウンド5000円代のイヤホンってかなり音の良いモデルが出揃ってるので、結構評価として難しい感はあるのですが、このモデルに関しては2pinのケーブルを採用してるので、結構そのへんがアドバンテージになるのかなと思います。
(この価格帯のイヤホンでリケーブル出来るのはあるようで意外に少ない)
低音は沈み込む表現とはいかないものの、ややザラッとした感触でなかなか存在感があるかなと思いました。
中高域もパリっと鳴らそうとしてる印象でしたが、個人的には正直解像度が足りないかと…
やや詰まった聴こえ方といいますか。
値段を考えるとけっこう頑張ってると思いますが、ちょっと私には物足りない印象でした。
まあ、この価格帯にその辺を求めるのも酷な話なんですが(汗)
続きまして…
・EXCLUSIVE 3
写真左側。アルミハウジングモデルです。価格は確か9000円代後半。
EXCLUSIVE 1と比べると明らかに中高が鮮明になりました。
パリっとした印象はそのままに、解像度がちゃんと上がっており、スッキリしてて詰まった感じもありません。
低音もEXCLUSIVE 1に比べて太く、さらにベースラインが追える感じです。(こちらも深いところまで沈んだ低音ではありませんが)
個人的に好印象です。価格帯的にも一万円以内でこれなら…欲しいなぁ…という感じ。
音場が広いとかそういうのではないんですが、結構楽しくノリよく音楽聴けるかなと思います。
続きまして…
・EXCLUSIVE 5
写真右側。ステンレスハウジングモデルだそうです。
価格が12000円前後。
先に言っておくと私の好みではありませんでした。
EXCLUSIVE 3に全音域の音像を太くした印象。
故に少しうるさい鳴らし方というか…あ、あくまで個人的に…という感想です。
ちょっと曲によってはゴチャっと聴こえそうだなと思いました。
迫力は増してますがね!
この辺をグッドポイントと捉えれるかで評価が別れるのではないでしょうか?
もちろんコッチのほうが、1や3に比べて好きって方もおられるでしょう。
でも、私はちょっと違うなぁってなりました。
価格も一万円前半なので、その値段帯なら他の選択肢があるかなって…思ってしまいます。
とりあえず、1・3・5のモデルを順番に聴いてみました。
自分の中では3が1番好印象です。
このシリーズの面白いところは、ハウジングの材質が違うだけで基本的な設計は一緒だというところ。(メーカーの方談)
ドライバーも9mmで素材も共通です。
なので値段は違えと単純な上位下位という関係性というより、音の違いによる好みで選んでいいといえるシリーズだと思います。
(上位下位モデルの関係性になると結構上位のモデル買っとけば問題ないってなりがちです)
さて…お次は…
・EXCLUSIVE KING
写真左側。確か銅とかをハウジングに使ってるとかなんとか(ごめんなさい。うろ覚え)
ドライバーも上記のモデルと違い12mmの物を使ってます。
で最初にいっておくと、他のラインナップと比べてこれは別格です!
価格が16000円前後(店頭価格)なんですが、アマゾンなら一万円前半で買えます。
音像はやや太いながらも、空間の広がりが意外にありますし、何よりドンシャリながら解像度もこの価格帯としては高めで(とくに中音域)低音もやや沈み込みを感じるようになります。
あと音像が太いながらも、各音域があまり埋もれないのも良いですね。
フォロワーさんにそのフォロワーさんが自作されたケーブルでリケーブルされたやつを聴かせてもらいましたが…
これが本当に良いバランスで、一気に購入したい衝動に駆られました。
結構ケーブルで音の感触変わるので、そういう素直さもあるかもしれません。
アマゾンで一万円前半で買えるなら正直破格ですし、予算的に二万円前後までで…と考えても、値段的なアドバンテージがあり(正直コスパかなり高い)気持ちよく音楽を聴くモデルとしては、かなり魅力的です。
しかし、私には致命的なところが…
私の耳には絶望的に装着感が合わないのです!
これだけ音の評価を高くしてるのに…耳にハマらない。
無理矢理入れれるのは入れれるのですが、痛いです。
僕の耳はどうやら横方向に穴が狭いらしく(耳の返しのとこが大きい?)イヤーピースを色々と試しましたが、結局ベストポジションを得られませんでした。
はぁ…つらたん…
最近話題のAZLAほどではないにしろ、ハウジングが横方向に広いんですよねぇ…
はぁ、つらたん…
というわけで、音には惹かれながらもKingは見送りになりました。
はぁ、つらたん…
と、今回のTFZで試聴したモデルの中で、もし自分で買うならEXCLUSIVE 3かなと…
装着感がいけて、音もなかなか良い。
なんせ2pinのケーブルが使えるのがポイント高いです!(この値段帯はリケーブルできるものは、大体MMCX端子)
値段的にもアマゾンならもう少し安いですし…
結構有力な購入候補です。
と、ここまでTZFの感想でした。
そして、もう1メーカー…
MEZE
実は、このメーカーのヘッドホンがかなり良くてですね。
秋〜冬頃を目処に購入しようか悩んでるのです。
MEZE 99Classics
ウッドハウジングのヘッドホンです。
このヘッドホンは実は去年にかなり気に入ってたのですが、当時約4万円ほどの値段だったので購入するかどうか悩んでるうちに(ちょっと予算より高かった)、その時の代理店が取扱を終了したという経緯がありました。
中古でもあまり出回ってるような機種じゃ無かったので「縁がなかったなぁ」と思い諦めたヘッドホンです。
で、その代わりにDENONのMM400というヘッドホンを購入したのです。
こちらもウッドハウジングのヘッドホン。
という風に諦めたのに最近になって、違う代理店さんが取扱をしてくれるようになりました。
しかも!前の代理店の時より一万円ほど安い価格で!!!!
これ!超一大事です!!!(笑)
で、改めて聴いてみたんですが…本当に味わいと繊細さが両立した好きな音なのです。
全体的な音の傾向はウォーム系で低音も心地よい柔らかさと太さで上品。
艷やかな中音域。
そして高音域の繊細さが素晴らしいのです。
このそれぞれの音域の特徴を素晴らしくまとめてくれるのです。
これと比べるとDENONのMM400はややメリハリが効きすぎてるというか、ちょっとわざとらしい鳴らし方をするんですね。
(もちろんMM400も素敵なヘッドホンです)
99Classicは実にナチュラルな優しい音で本当に耳あまりがよく、高音域の繊細表現まで丁寧に表現してくれます。
この音で店頭約26000円ぐらいなので、これはかなりお得だですね。
ただ、ポータブルとして使うには折り畳めないですし、メーカーさん曰くイヤーパッドの交換は修理対応にて交換だったりと(現在イヤーパッドのみの取扱がない)、少し使い勝手という意味で尻込みをしています…
音はめちゃくちゃ好きなんですけどね…
なので、このヘッドホンに関してはしっかりと悩んで購入するかしないか決めようと思います。
ああ…悩ましい…
あと、もう1つのモデルの方も聴きました。
MEZE 99Neo
こちらはウッドハウジングではなく、樹脂のハウジングです。
Classicを聴いた後だと、どうしても高音域の繊細さと中音域の色艶が物足りない印象。
ただ、価格なりの音質はちゃんと感じます。
Classicに比べるとこちらの方が全体的な押し出し感は出てるので、聴くジャンルによって(シンプルなロックなど)コチラの方が合うのかもしれませんね。
逆に99Classicだと、派手な感じのジャンルは、やや上品になりすぎるかも…
と、以上が今回の試聴会で聴いた機種の感想です。
いつも以上に曖昧な表現が多いと感じられる方もおられるかもしれませんが、あくまで数分の試聴での感想なのでお許しください(汗)
MEZEに関しては前から気になってて、好きな音ってわかってたんですが、
TFZの今回のラインナップに関したは完璧に不意をつかれました(笑)
KINGがかなりいいんですが、装着感ばかりはどうしようもないので、3あたりを買うかどうか…
最近、なるべく手持ちを増やさないように(数があっても聴ききれないから)意識しはじめてるので、かなり慎重に吟味しようと思います。
今回はここまで!!!!
次は製品レビューするなら多分AKのKANN。
雑談系なら新しい試みというか…思い切って私の中で近年稀に見るハマり方をしているアニソンユニットのワルキューレに対する愛について書いてみるのもいいかなと思ってます。(いつになるかはわからない)
長々しい記事にお付き合いいだだきありがとうございました☆
それでは!また!!!
オーディオ雑談 初カスタムIEM選定への道程
今回はレビューではなく、雑談です。
お題は「初カスタムIEM」について!
先日、私史上、初となるカスタムIEMをオーダーしたので、カスタムIEMを選定するまでの紆余曲折をダラダラと語ります。
さて、事の発端は今年の3月。
Twitterにて、あるフォロワーさんのお誘いがありまして、初めてだったのですがオフ会と言うものに参加させていただきました。(オーディオ関係)
そこで色々な方々と出会い、手持ちのイヤホンを拝啓させていただいてたのですが、カスタムIEMの所有率が高いこと高いこと!!
もともと、カスタムIEMは気になってはいたのですが、なんせハードルが高かったので、そこに踏み出せなかったのです。
(欲しいけど、どうしよう?状態)
その参加させていただいたオフ会でカスタムを所有されてる方々の話を聞き、手持ちのカスタムを試聴させていただいてるうちに「これは本気で購入してみよう」という気持ちに。
そこから初カスタム選定へ向けて、果てしない迷宮に迷い込みます(笑)
いや、カスタムIEMって出来上がって聴いてみて「ちょっと違うな」といって気軽に手放せない(売れない)じゃないですか?
正確には買取はしてくれますが、作ったときの値段を考えると、かなり安い値段で買取になるので。
まあ、自分の耳に合わせて作るので買取ってとらえるだけ、ありがたいのですがね…
で、初カスタムの機種を選ぶに当たって考えが3つ…
①初カスタムなのだから値段も安いやつを選ぶ(失敗してもダメージ少ない。どんなものか試す意味合いもある)
②初カスタムなのだからオールジャンルイケるような万能な機種を選ぶ
(無難だし今後カスタムを作るとして基準となる音を持っておく)
③そんなこと考えずに癖があろうが、自分の好きなヤツを選ぶ
(あくまでも予算内で)
この3つの考えを頭にチラつかせながら、オフ会でお会いしたフォロワーさんに相談しながら色々と試聴機を聴き比べました。
実はこのオフ会でお若いのにも関わらず、めちゃくちゃカスタムIEMにお詳しい方と出会いまして、後日、その方と予定もあったので合流して、じっくりと色々とイヤホンを試聴しました。
で、そのカスタムIEMの中から自分が最初に気になっていた機種2機種。
その方のオススメで気に入った機種2機種。
ここまで絞れました。
まず、自分か気になってた2機種は…
EMPIRE EARS SUPRA
HEIR AUDIO Heir 4.A S
でした。
両機種ともにクセありまくりでしたが、SUPRAはヤンチャだけどスッキリしててなかなか刺激的な音。
HEIR 4.ASは高音がやや主張するんですが、低音域の質感が独特でリスニングとして割り切ればかなり唯一無二な音かなと感じてました。
で、基本的に人の意見アレコレ聞きたい人なのでカスタムIEMコーナーの店員さんに「このメーカーの評価(出来や納期)どうですか?」と質問。
すると「正直、初カスタムとしてはオススメできません」とはっきりハッキリと言われます。
理由→EMPIREのSUPRAは音がどうしても暴れる瞬間があるのとADEL仕様を買っても耐久性がまだ未知数。
Heirは音が気に入れば4BAモデルとしてめちゃくちゃ安いけどメーカーの納期やその他のとこで正直信用出来るような感じではないです。(少しトラブルがあった?)
それを聞いて踏み込めるくらい音が気に入っていれば、買うんですが、その理由を聞いて躊躇したので、自分のなかで後悔しないためにも今回は見送りました。
(何台かカスタム持ってて、そのうちの1台なら悪くないとの事)
まあ、いつもお世話になってるお店のスタッフの方って本当に正直に良いとこ悪いとズバッと教えてくれるので信頼してるっていうのもあり、素直に候補から外しました。
そして一緒にカスタムIEMの選定を手伝ってくれたフォロワーさんのオススメでこれいいじゃん!ってなったのが…
AAW M20
CTM CT-200
の2機種でした。
M20に関しては音のバランスめちゃ整ってるんですが、退屈な感じではなく、聴かせどころを心得てるような鳴らし方。
CT-200はかなり空間がスッキリしてて、音のキレもある。けど、聴き疲れしそうな感じではないですし。解像度も高い。モニター的な解像度とやりすぎない音のキレで自分の好み。
この段階でほぼほぼこの2機種に絞れました。
何でも鳴らせる感じのM20とやや女性ボーカルがやや得意のスッキリパリッと系のCT-200。
その後もこの2機種を何回も聴き込んでいきます。
で、自分の中でM20はバランス良くて1台目のカスタムとしてはめちゃくちゃ優秀!なんけども、値段も安いしちょっと頑張ればいつでも買えるのでは?
初カスタム買うなら(その為にお金も貯めてるし)ちょっと冒険してみようと、CT-200に決めます。
単純にどちらが素直に音の好みかと言われればCT-200ってのも大きいポイントです。
しかもポタフェスでインプレ代キャッシュバックされるし…
あと、メーカーとしてなんとなくCTMってかっこええやん?って惹かれてしまったのもあります(笑)
しかし…
あとはデザイン決めるだけか…と思ってた矢先…
あるニュースがカスタムIEM業界に駆け巡ります…
Westone カスタムIEMシリーズ
大幅値下げ!!!!!!!!!
ネットで見た瞬間ビクってなりましたね(笑)
というのも…自分Westoneの音作りめちゃ好きなんです。
ES60は本当に解像度高くて音の輪郭シャキッとしてるのに、かなりリスニングとして聴けるとこがあり、まさにモニターの解像度とリスニングの楽しみの両立を体現してるメーカーといいますか…
プラスで自分の好きなアーティストさんが、かなりの確率でWestone使われてるので憧れがありまして…(このミーハーめ!!!)
ただ、値段がいかんせん高めだったので候補から外していたのですが…
機種によっては3万円以上安くなったので、
「こ、これは…」となります。
でES30が十万円切る値段になった…
「ES30がその値段ならちょっと無理して買ってもええんやないの?」という衝動に駆られます。
で、すぐにeイヤへ試聴しに行く…
ええやん!これ!やっぱええやん!これ!
高音伸びるボーカル近い低音しっかりしてる。
解像度高い。けどちゃんとリスニングとして聴き入れる…
音の粒立ちもしっかり感じる。
ヤバイ…ヤバイ…ヤバイ…ヤバイ…ヤバイ…
欲しい…欲しい…欲しい…欲しい…欲しい…
けど、正直予算オーバー(当初の予算は七万円まで)
さあ、どうする…
めちゃ悩みます(笑)
で、ES30聴いてて「ちなみに同じ3BAモデルのCT-300も聴いてみるか…」となってCT-300も聴きます。
「うん…俺には低音域強すぎるかな…」とこの時は思って一旦候補から外します。(後の展開のフラグ)
で、音はES30めちゃくちゃいいし、少し無理して買おうかなって寸前まで行った時に、ある事に気づきます。
「この機種のお金出したら(約10万円)予算的にオプションまったくつけれん!」
そう!せっかく初カスタムを作るのにデザインで遊べなくなるのです…
音が良ければ別にいいじゃん。って思われそうなとこなんですが…
この時、やりたいデザインがあったので(ふわっとですが)ES30は結局候補から外します。
ふう…なかなか凄い誘惑だったぜぇ…
これで、当初の予定通りCT-200を…
ってなると思うやん?
何故かですね…試聴して低音強すぎるかな…って思ってたCT-300が脳裏にチラつきます(笑)
何故、脳裏にチラつくのか…と思い次はCT-300を聴き込みます。
するとどうでしょう…
確かに低音強い…けどこの低音の沈みだからこそ表現出来る音がある!
例えばアコースティック演奏の音源。
個人的にアコースティック編成の音源って低音域の倍音の表現がしっかりしてるほど味が出ると思ってるので、このCT-300の低音がとても魅力的に感じ始めます。
そう思い始めると、この低音がとても気持ちよく感じるんですね(笑)
で、しっかり聴き込むと中高域の表現もちゃんとしてる事に気づくのです。
CT-200の方がサウンドバランスとして中高域がスッキリしていて目立つので、好みとしてCT-200だなって思ってたのですが…
CT-300だって低音域が目立ってるだけで、しっかりと聴けば中高音域なってるし、細かい表現も拾ってるなぁ…と自分の評価が変わります。
となると、表現力としてCT-300の方がとても優秀なのでは…となります。
ここからCT-200にするかCT-300にするか、日常生活に支障がきたす寸前まで悩み始めます(笑)
どちらにしろ、CTMにするからデザインは先に決めて…(諸事情があり、二人のフォロワーさんにめちゃくちゃ相談して)
※デザインに関しては後日ブログで触れます
名古屋のポタフェスが開催される一週間半前くらいまで悩みに悩みます。
そう、名古屋のポタフェスでオーダーするためタイムリミットは刻一刻と迫ってるのです…
で、私の出した結論…
CT-200
理由→ワルキューレの楽曲がCT-200で聴くほうが気持ちがいいから
…
…
ワルキューレの楽曲がCT-200で聴くほうが気持ちがいいから!!!!!!!!!!
…
…
ワルキューレの楽曲が…(以下略)
はい、そうです。せめぎにせめぎまくって悩みに悩み尽くした私は
こんな状態になったんですね。
で、出た結論…
今1番聴いてる楽曲に合う方選んでしまおう!!!!
そう、決め手なんて結局のところシンプルであるべきなんです。
まあ、第一印象でCT-200の方が好印象だったのもあるんですがね(笑)
自分にとってワルキューレが今めちゃくちゃ音楽を聴くにあたって、かなり重要なポジションになるくらい好きで好きで好きなのでね。
まあ、自分、ヲタクですから!(開き直り)
で、機種も決まり、デザインも決まりました。
後はポタフェスで、ヒャッハーするだけ!
そんな風に結論を出した頃…
そう、ポタフェス開催まで一週間を切った頃
あるニュースが、私を駆け巡ります。
qdcカスタムラインナップ!!エントリーモデル取扱開始!!!!
(3BAモデル)
…
…
嘘やん!!!!!!!!!!!!
というのもですね。
Twitterのフォロワーさん達はかなり、ご存知だと思うんですが…
私、qdc恐ろしいくらいに推してるんです。
っというか音とデザイン(シェルの完成度)を含めて愛してるレベルなのです。
で、実はですね、今回カスタムIEMを選びにeイヤに行くたびに担当の方に
「qdcのカスタムのエントリー取扱いないんですか?」
「qdcのカスタムのエントリークラスの情報とかないんですか?」
しまいには…
「あ〜、qdcがカスタムでエントリークラスの取扱があればqdcカスタム1択なんだけどなぁ!!!」(ちらっちらっ)
なんてほざいてたくらいなんです。
はい、そうです。
まさに壮大なフラグだったのです(笑)
このタイミング(ポタフェス一週間前)発表…だ…と…
しかし問題がありました。
このqdcの3BAモデル…ポタフェスで割引が一切ないんです。
で、CTMだとインプレ代キャッシュバック&オプション半額…
ポタフェスで頼むなら確実にCTMがお得…
というかqdcだとポタフェスで頼む意味ほぼほぼないんですね。
で、問題がもう一点。
CTMの方でデザイン決めてたので、qdcで頼むなら細かいデザイン考え直し…
コンセプトはしっかりあったので、本来なら似たような色選択してそれを組み合わせて…
って、だけで済むんですが。
自分、色を選ぶのめちゃくちゃ苦手なんです。
色弱がかなり強いらしくてですね。
細かい色の違いがわからないし、かなり色選びに四苦八苦しちゃうんです。
それもあって、仲良くしてもらってて個人的にセンス似てるかもって思ってたフォロワーさんに色とデザインの相談してたんですね。
で、色んな案を出してもらってCTMで決めてもらったデザインがあったので…
qdcだと選び直しだし、CTMでせっかく一緒に考えてもらったデザインなのに…このタイミングで違うメーカーにするのか?ってまた悩みます。
フォロワーさんに申し訳ないなぁと思うのと、自分にとって色選びってそれぐらい鬼門なのです…
で、恐る恐るフォロワーさんに「qdcが出てまた悩んでます…」って伝えてたら。
速攻でqdc版のデザイン案を提案してくれたんですね。
正直めちゃくちゃ嬉しかった…
で、夢の中にqdcのカスタムIEMが2回目出てきて。
そのうち一回はイヤホンのシェルの中に入って、中から「やっぱqdcのシェルってキレイだなぁ」って呟いてる危ない夢までみてしまったので…
あんなにアレコレ悩んでたのに…
結局、qdc3CHの1択という事になりました(笑)
ええ、とんだ茶番ですよ…
まあ、あのタイミングでqdcのエントリークラスのカスタムが発表されたと言うことは、きっと買え!って事だったのでしょうね(笑)
で、結局
初カスタムIEMはqdc3CHということになりました!
このqdc3CHについては後日じっくりブログで取り上げます!
なので、音やデザイン面での話はまた後日…
というわけで、実に茶番じみた初カスタムIEM選定までのお話でした!
長い文書読んでいただいてありがとうございますm(__)m
DAPレビュー Acoustic Research AR-M20
はい!今回はDAPのレビューです!
今回レビューする製品はコチラ!
Acoustic Research AR-M20
米国メーカーAcoustic ResearchのDAPです。
細かいスペック等はいつも通り割愛します。
メーカーHPはコチラ!
http://www.acoustic-research.jp/AR-M20.html
ポータブルオーディオとしては歴史が浅いですが、スピーカーなどの据え置き機などでは歴史の長い老舗メーカーらしいです(じつは詳しく知らない)
ケース無しの画像はコチラ
素直にカッコイイ…薄い…シンプル…
背面なんてガラス仕様なので高級感あります。
ちなみに本体左側に両面テープでとめれるクッション挟んでます。(黒いポッチ2つがそれ)
理由は純正ケースを中古で買ったんですが、入れた感じ結構緩いんですよ。
なので100均で買ったドアの隙間を塞ぐクッション(引き戸用)を切って貼ってます。
しかしかなりの質感の良さです。
このデザインでスマホが欲しくなるレベルです。
OSはAndroidを元にしてあります。
ただ音楽再生特化といいますか、音楽再生しか考えてないので、拡張性とかはないです。
(Google Play仕様不可)
ちなみにWi-Fiは接続可能でネットブラウザは付いてるのでネットは出来ます。
そして、この機種…定価が7万〜8万円クラスですが…
ラインアウトは付いてない。
デジタル出力非対応。
バランス接続なし。(3.5mmアンバランスのみ)
Bluetooth非対応。
と、拡張性がまったくありません。
これをシンプルさの境地ととるか、この値段で何も出来ないととるかで、まず評価が別れるとこだと思います。
私の場合、試聴して音の鳴らし方にべた惚れしてしまい、予定にないのに衝動買いしてしまったので、このシンプルさが逆に気に入りました。
ちょっとは「拡張性が…」って考えたんですが、「でも、この音が鳴らせるならシンプルさはむしろ個性でしょう!」という結論になったのです(笑)
その、音の傾向ですが。
スッキリ、パリッと、解像度が高く、やや温かみのある音。
そんなイメージです。
まず、DAPというのは大きく分けて2種類の音の傾向に別れます。
俗に言う「リスニング」タイプの傾向と「モニター」タイプの鳴らし方ですね。
このDAPはどちらかというとモニター寄りの鳴らし方です。
あまり音の脚色をしないといいますか、かなり素直に真っ直ぐ音を鳴らしてくれます。
ただ、音の感触がやや暖かみがある鳴らし方をするのでモニターしすぎないというか、冷静に鳴りすぎないというのがポイントです。
そして、DAPとしての次の音の傾向の分岐点がありまして…
それは「音の押出し感(アタック感)」で聴かせるタイプか「音の粒感」で聴かせるかという味付けです。
かなり大雑把にメーカーで分けるなら、
AKシリーズやPLENUEシリーズなどは音の粒感で聴かせるタイプ。
FiioやCayinなどは音の押出し(アタック感)で聴かせるタイプだと思います。(個人の感想)
このAR-M20はどちらかというと音の押出しで聴かせるタイプだと感じます。
ただ、音のアタック感が太くないというか、音像の太さで聴かせるのではなく、輪郭のしっかり感で聴かせてくれるので、聴いていていて疲れないというか、むしろ音の輪郭を感じながら聴きやすさまで感じるのです。
音像が太すぎないおかけで、繊細な表現もけっこう拾ってくれます。(けっして得意ではないと思いますが)
基本的にはフラットバランスで、実に楽曲の特徴や繋げるイヤホンやヘッドホンの特性をしっかり真っ直ぐに伝えてくれます。
自分はこの素直でいて、暖かみも感じる鳴らし方に惚れ込んでいまして、現在リファレンス機としてかなりお世話になってます。
あのスッキリしてる空間表現も音の感触を確かめるのに1役買ってると思いますね。本当に優秀なやつです。
イヤホン試聴やヘッドホン試聴の際は必ずこのDAPを仕様しています。
私にとって絶対の信頼を寄せれるDAPなのです。
あと、意外にイコライザーが優秀でして…
かなり自然に音を持ち上げてくれます。
画像の設定は勝手にイコライザー名「アニソン」と名付けてるバランスです(笑)
とくにBass Boostがとても優秀で、わざとらしくなく低音を持ち上げてくれます。(バーで細かく調節出来るのもポイント高いですね)
あとは、操作性ですね。
ホーム画面。一応AndroidOSなので壁紙を変えれます(画像は私の大好きなキャプテンアメリカの盾です)
画面上部にはプレイヤーの再生画面。
アルバム一覧。アートワークがしっかりと表示されてるのでアルバム探しやすいです。
あと横にインデックス機能があるので頭文字を押すと、その頭文字に飛んでくれるので、とてもアルバムを選択しやすいです。
再生画面。見るからにシンプル。
そしてアートワークがめちゃキレイです。
個人的にアートワーク眺めたい人なので、つい再生画面みてウットリしてます(笑)
アルバムの曲一覧。アルバム一覧と同じく見やすいです。
あと、私の中でかなり重要なポイント。
音源の転送にMedia goを使ってるのですが…
Media goのプレイリストがそのまま反映されます!!!!
これが本当に便利でして…
自分、アイドルマスターがとても好きで良く楽曲を聴くのですが…
アイマスの音源ってシングルが多いので(特にデレステ系)、あれもこれも聴きたいってなると、一曲聞いて次のアルバム選択して、また一曲聴いて、またアルバム選択して…
を繰り返すので、プレイリストでシングルのシリーズをまとめると、めちゃくちゃ楽なんです。
これは本当に助かるところですね。
個人的にかなりポイントが高いです!
そして、操作しててもモタツキとか全然なく、かなりスムーズに反応してくれます。
AndroidOSながら、色んな機能を削っている恩位かもしれません。
物理ボタンは電源とボリュームのみ。
しかもボリュームはボタンタイプです。
これも好みが別れるとこでしょうが、カバンのポケットなどに入れた時に誤作動か少ないので、私はボタン式の方が好みです。
ガジェット感は断然ホイールタイプの方が出るんですけどね。
あと、電池の持ちもこの薄さにしては優秀でして。
通勤往復約3時間で3日使ってもまだ電池残量があります。
精神衛生上、3日使ったら充電するようにしていますが、実働で10時間は余裕で持ちそうです。
音量もけっこう取れるので、手持ちのヘッドホンだと(MH40/D600/MM400)全体の音量の7割前後で充分鳴らしてくれます。
ただ、高インピーダンスのヘッドホンだと厳しいとは思います。
この辺は要確認ですね。
逆に欠点…欠点は…
これに関しては難しいのですが…
やはり、値段の割に機能性に乏しいというところでしょうか。
アナログアンプなら、まあ、ラインアウト
は付いてないながら普通に使えますが。
やはり基本的には単体で運用するような作りですよね。
あと、イヤホンやヘッドホンを繋いだ状態で電源のオンオフをすると、けっこうノイズがのります。
本当に小さな音なので、そんなに神経質になるとこではないのですが…
私は気にしないタイプですけどね。
後は国内メーカーのように頻繁なソフトウェアのアップデートは期待できません。
一応、発売から1年経ってますが公式からアップデートがあったのは1回のみ。
そんなに不便なとこもないので、別にいらないのかもしれませんが、まあ、期待はできませんよね(笑)
と、機種の紹介はこれぐらいです。
シンプルだからこそ使いやすい。持ち運びやすい。
そう思えるかどうかがキモですね☆
あと、そんなに人気があるような機種ではないので、意外に中古で特価に鳴ってることが多いです。(eイヤの中古特価など)
私も中古で4万ちょいぐらいまで値段が下がってたので(美品)、この音でこの値段で買えるならかなりお得だ!と思って買いました。
正直7万前後だと、拡張性が…と気になるとこなんでしょうけど、4万前後ならシンプルで良いじゃん!と手を出しやすいかもしれませんね。
しいていえば…これでBluetoothが付いてれば最強だったな…と、思ったりしますが…
この薄さは持ち運ぶのに、やはり魅力的なのでね。Bluetoothが付いていれば、なお良しだったかなと思ってます。(笑)
DAP業界では、あまり目立たない機種ですけど、意外にこの音を聴けば気に入る人多いのでは?と思うぐらいには分かりやすい鳴らし方をするので、店頭で試聴できる機会があれば1回聴いてみる事をオススメします。
聴いてみて、別に…って感想になったら、すみません。
素直に謝ります(笑)
あと、手持ちのイヤホンでお気に入りの組み合わせをご紹介。
CHORD&MAJOR Classical-Major9’13
マイナーなメーカーのウッドハウジングのイヤホンです。
イヤホンの特徴が「柔らかめで、残響感で音の広がりを出すタイプ」なんですが、このDAPが硬めの音を出すので、このイヤホンを鳴らした時に、音にしっかりとした芯が出来るというか、芯がありながら残響感を残し、実に心地良いリスニングサウンドになります。
硬めの鳴らし方が、イヤホンの特徴によって音のフォーカスがしっかりしながらも、気持ちの良い残響の出し方で、音が広がっていくのです。
なので、このDAPは結構ウッドハウジング系のイヤホンは得意なのかもしれませんね。
アコースティック音源なんか聴くと色気&しっかり感&色気がでてかなり心地良いです。
あと個人的にオススメは
ortofon e-Q7
これに関しては、この機種というよりもシングルBAのイヤホンが…というとこでしょうか。
DAP側が硬めに広く鳴らそうとするので、本当にシングルBAのイヤホンのドライバーの隅々まで鳴らしてくれるのです。
シングルBAって好みが別れるとこなんですが、物は捉えようでして…
この隅々まで鳴らしてる感が「ちょっと自分、コレが限界なんですけど、頑張って音鳴らすんで聴いてください」と言われてる気がしてですね、個人的にツボに入ってるんですのね(笑)
限界を感じながら、限界を超えない塩梅というのが、かなり大事なとこです。
限界を超えちゃうと、音的に破綻していきやすいので、その絶妙なバランスのところで鳴らしてくれるというのが好きなんです!
シングルBAは物足りないという人か多いのですが、逆にシングルBAの良さというのは、やはりあるので、そのシングルBAの特徴をわかりやすく伝えてくれると感じてます。
シングルBA好きな方は是非ともこのDAPで聴いてみてほしいぐらいですね☆
と、最後の方は完全に自分の好みの紹介になってしました(汗)
ここまで書いておいてなんですが、結局は個人の好みですので、あくまで参考程度に捉えておいてください(笑)
いかんせん、試聴機があってもスルーされやすい機種ですのでね。
こんなのもあるんだよ!ってのが少なからずとも伝わればと思ってます☆
以上!AR-M20のレビューでした♪
オーディオ雑談 DITA Dreamで見るD型の夢と限界とその先
皆さん、こんにちは。
本日の題材はコチラ
DITA Dream Titanium Black
で、今回のブログのタイトルを見られた方…
なんだ?!このポエムのようなタイトルは?!なんて思われるかもしれませんね(笑)
本来ならレビュー的な事を書いて、個人的に思うこと書いて、はい終了!なんですが。
発売日の直後に、このDreamを試聴会で聴いて、色々と思うことがあったのです。
なので、今回は「オーディオ雑談」として記事を書くことにしました。
それにあたり、本当に色々と面倒くさいことを考えてしまったので、今回こんなタイトルになってるわけです!!!!
前置きはこれぐらいにして、商品の説明を。
DITA Dreamはシンガポールのメーカーのダイナミック型(D型)のイヤホンです。
「Dream」って名前、個人的にシンプルかつ超カッコイイと思います。
D型イヤホンの「夢」!うん、心に響きます。
細かいスペックについては、調べればわかるので、いつも通りここでは割愛します。
一応、メーカーのURLを…
http://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2103.php
ここにですね、「D型を極めた」っていう謳い文句がメーカーの自身を感じさせます。
(ここが今回のブログのキモです)
もともとDITAのイヤホンの音が個人的に好きで、手持ちでもANSWERスモーキープラチナというイヤホンを愛用してるので、試聴する前からとても期待していました。
(ANSWERのレビューは過去に書いてます)
そして、その期待を胸にDreamの試聴をしたんですね。
…結論から言います。
私、このイヤホンめちゃくちゃ好きです!!
好みの問題も大きいのですが…個人的に…
解像度めちゃ高い!!!
音場やりすぎない程度に広い!!!!
音がキレッキレなのにやりすぎてない感じや、各パートの鳴らし方。ボーカルの口元が浮かび上がるくらいの音の輪郭の出し方。
ボディーの軽さと、それに伴う装着感のよさ。
もう、好きすぎて試聴会で後ろに聴きたそうにしてる人がいないか気にしながら、時間の許す限り試聴させていただきました。
試聴レベルなので、細かい音のレビューはしませんが、私個人の意見として…
現在のD型のイヤホンの1つの完成形だと思いました。
この方向性で音を突き詰めた、ひとつの完成形というイメージです。
これが私の素直な意見です。
(人によって意見は色々ですが)
で、これで記事を終わることも出来るんですが、今回は冒頭に書いたとおり、それを踏まえても色々と思うことがあったのです。
その思うこととは…
ずばり!値段です!!!!!
このイヤホン、一応、定価(?)として約20万円なんですね。
現在の値段が約¥193,432~¥248,849。
(2017年7月10日現在の価格ドットコム調べ)
まあ、専門店などで20万円前後で売ってる事が多いので、ここではあえて20万円前後として扱います。
このイヤホンを聴いて、D型の完成形だ!なんて思ったわけですが、自分の中でじゃあ20万円あったら買うか?って思ったんですね。
そして自分の中での答えが「No!!」だったのです。
理由は1つ。
シンプルにその値段の音なのか?!という事です。
私みたいな一般的な収入の人間(家族持ち)
には、20万円の予算なんてありません。
けど、今回はそういう事ではなくて、もし自分がその予算を出せると仮定しても「出さないかな」って思ったのです。
D型の完成形と自分で思っているのに、何故、予算があったとして買わないのか…
ここがポイントです。
個人的な、本当に個人的な、このイヤホンを聴いたあとに思ったDreamの音だけの適正値段は「13万円」くらいだったんですね。
で、変換コネクタや質感、全体のパッケージング。全て込みで、出して「15万円」くらいが適正に思いました。
そして、ここで、ひとつの考えが浮かび上がってしまいます。
それは、D型のイヤホンの値段の限界はどこなのか?という事です。
ここ数年のポータブルオーディオ界のハイエンドイヤホンというのは、値段のインフレ化をとても感じています。
20万円なんて序の口でメーカーによっては40万円クラスの値段がつけられてます。
オーディオにハマり始めたころ。
ハイエンドイヤホンといえば、
D型はSENNHEISER IE8。
BA型はUltimate Ears TRIPLE.FI 10(通称10pro)
だったおじさんにとって…本当に信じられない、すごい世界になったんだなぁと思わせられる値段です。
で、今のハイエンドイヤホンの値段インフレ化の原因はBA型のイヤホンの進化がひとつ挙げれると思ってます。
BA型ドライバーをイヤホンに積めるだけ積むといいますか…
ようは一時期、急に始まりはじめた多ドラ競争がその一因だと感じます。
で、話を戻すと、このBA多ドラ搭載のイヤホンだと、数十万円って言われても、なんか色々説明がつくんです!
単純にこれだけの数のBAドライバーを積んでるんです!とか、そのためネットワークのチューニングがですね、複雑になってどうのこうの…みたいなね。
まあ、高いのですけど、構造上の説明をされると「ぐぅ…そ、そうですか」ってある程度は納得するというか。
けども、今回のこのDITA Dreamって「D型」なんですよね!
一応、世間的にはD型ドライバーってのは、シンプルな構造でコストも比較的安くイヤホン作れるって言われてます。
なので、メーカーがこぞって出す低価格帯(一万円以下)のイヤホンなどは基本的にD型ドライバーが多いんですね。
このDreamが、D型ドライバーの最高峰だと思っていても、自分には20万円出せないと思っている理由はここにあるのではないかと思ったんです。
と、同時にD型ドライバーの値段の限界はどこなのか?!なんて面倒くさいことを考え始めたのです(笑)
一応、D型ドライバーモデルでfinalというメーカーが恐ろしく高いイヤホン作ってるんですけど、あそこまでぶっ飛んでたら(構造や素材やデザイン)別です!!!
けど、このDreamって構造としてはシンプルな方で、そのシンプルの中で究極に突き詰めて、ここまで作り上げてるんですね。
そのメーカーの努力やそれにかかる開発費やらなんならが、めちゃくちゃかかってるとしても、むむむ…ってなっちゃう自分がいたのです。
そして、Twitterやネットなんかで色々見ていると、このイヤホンを聴かれた方で私と同じように「完成形だと思う」とか「D型の最高峰」みたいな意見がけっこう見受けられたんですよ。
これらの事から、実に自分の中でモヤモヤしはじめます(笑)
「D型ドライバーモデルでも値段のインフレ化が来たのか」
「このDreamはD型の完成形だと思う」
「けど、この値段は自分は出さない」
「じゃあD型の値段の限界はどこなのか」
という考えが頭の中でグルグルと…
まあ、このDreamの音がとても好きで、D型の完成形だと思ってるという感想が前提なのでね…
オーディオ好きとしてとても悩ましくなりました。
で、一人で悩んでも仕方ないと言う事で
先日、Twitterにてあるアンケートを取ることにしたのです。
題して「DITA Dreamを試聴(購入)された方に聞きます。Dreamの値段設定は…高い?安い?適正?」というものです。
一応、値段的に買えないから「高い」というのでは無くて、Dreamの価値としてどう思うか?という補足もつけて。
このアンケートを取るに関して、内容が内容なので場合によって製品に悪印象を与えてしまうのでは?と思ったので、一応代理店の某営業さんにDMで「アンケート取ってもいいですか?」って確認までしてしまいました。
と、言うのも、乏しめるのが目的ではなく、あくまで参考に皆様の印象(意見)を知るのが目的だったので、誤解があってはいけないと思ったんです。
Dreamがとても気に入ってるので、特に。
そしたら、めちゃくちゃあっさりと「いいですよ〜」って感じでお返事いただけたので、遠慮なく取らせていただきました!(某営業さん、あの時はありがとうございました)
そして、その結果がコチラ!!!!(ドンッ)
アンケートにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
そして、とても興味深い!!!!!
皆さんはどのような印象を持たれたでしょうか?
投票数 426票
高い→74%
これだけ見るとですね。「やっぱ値段高いんじゃん」って思ってる人多いんじゃん!
ってなると思うんですね。(私も票を入れるならココなので)
けど。この高いという項目って、私みたいに「Dreamを完成形の1つだと思う」って思ってない人の票も入ってるはずですよね。
「そもそも自分の好みの音じゃない」という人の「値段高いっ」ていう票も入ってるはずです。
それを考えると、僕の持った印象は「思ってたより低いじゃないか…(ごくり)」だったのです。
次に
安い→5%
本当に予想外でした!!
そうか、安いのか…
コレはメーカーさん、喜ぶでしょうね、
普通に考えて20万円が安く感じるイヤホンって凄いやん?
その価値を見いだせる製品。凄いですね。
最後に…
適正→20%
うん、そうですか…
なるほど…ふむふむ…
適正と感じる人が20%もおられますか!
これも凄い事ですね。
まあ、基本的に高額商品って値段に対する商品の価値が納得できないと購入なんて出来ません。
きっとこのイヤホンを買われた方の大半が適正(もしくは安い)と感じで買われてはずです。
結構購入報告を見るので、やはりこのイヤホンの完成度の高さと満足度が高いという事なんでしょうね。
私も先日、耳がかなり肥えてるであろう、あるフォロワーさんが目の前でかなり悩みながらも、レジにこのイヤホンを持っていかれたとこを見てて、「やっぱ凄いイヤホンなんだなぁ」と改めて思ってました。
と、同時に買われた人に対しても凄えぇぇってなりましたが(笑)
(中古で定価より安かったとはいえ、それでも高額商品)
耳が肥えてるというか、耳が良い人がこの値段帯のイヤホンやヘッドホンを買ってるのを目の前で見ると、なんか謎の説得力というか…そういうのを感じるんですよ。
と、アンケートの結果としてはこんな感じですね。
色々思う所があり、今回の件に関してアンケートまで取ってしまいました。
結局のところ、アンケートを取ったところで結論なんか出ないという事は分かっています。(おい!)
あくまで、みなさんの意見を参考に聞いてみたかったんですよね。
けっこうおもしろく興味深いアンケート結果になったと思います。
まあ、結局のとこ、この話題のオチとしてはですね…
何をどう言おうと、値段をつけるのは売り手の自由、買うのは書いての自由というあまり前のオチになってしまいます。
何をどう言おうとそこは変わらないでしょう。
売り手は開発費や材料費や人件費トータルで考えて利益が出るように値段をつけます。(代理店や販売店も利益でるように)
そして、正直「この出来ならこの値段でいける」って強気な値段で勝負してくる事も多いです。
そして、買い手はその商品にその価格の価値があるのかないのかを判断して、買うか買わないかを選択します。
高額商品であればあるほど、買い手側の「納得」が必要になります。
要は、その値段の価値を商品に見出すんですね。
そういう当たり前の事を頭に入れながらも、個人的に、この業界の値段のインフレ化はどこまでいくのか?という事が気になってしまうのです。
先にも書きましたが、自分がこの世界にハマり始めた頃から比べると、本当に信じられないくらいインフレ化してるように感じられるのです。
もちろん、それだけこの世界の幅が広がってるということでもあるので、一概悪いこととは言えないのですが。
何回も言いますが、今まで20万円クラス以上のイヤホンというと、大体BA多ドラがメインだったので、今回D型でこの値段で商品が出てきた事に「メーカーの
自身」に関心しながらも、「D型イヤホンにも価格のインフレ化」
がどうしても気になってしまったのです。
我ながら面倒くさい性格です(笑)
そして、D型イヤホンの性能の限界と、価格の限界のバランスというところ考えてみようというのが、今回のテーマでした。
最後に、このDita DREAMは本当に素晴らしいイヤホンだと思います。
音に感動したが故の面倒くさい記事なのですが(笑)
個人的にメーカーの意地と自信が見てとれるイヤホンです。
そして、このDREAMの先の展開といいますか、D型イヤホンの限界の先も怖いながら見てみたいのも事実。
「夢」は叶えてしまえば終わるのか。
それとも、「夢」を見続けられるのか。
もし、メーカーがこのDREAMの音を元に、もう少しお求めやすい値段帯で新製品としてライナップしてくれれば、それはそれで「夢」のある事だと思います。(Answerとは別に)
そんなこんなで、D型イヤホンのこの先に色々と期待しながら記事を書いてみました。
内容が内容なので、話がまとめられてないところが多く読みにくい記事になってしまいましたが(汗)
今日このへんで!それでは!!
お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m